本日の注目記事より。
変形性関節症にサプリの有効性見られず
グルコサミンとコンドロイチン、偽薬に対する有意な痛みの軽減なし
グルコサミンとコンドロイチン硫酸を含むサプリメントは、変形性関節症の痛みに対する安全かつ有効な治療法だと考えられている。しかし、二重盲検で無作為割付の比較対照試験を行ったところ、これら2剤は、変形性関節症患者の全体に対しては、偽薬を有意に上回る痛みの軽減をもたらせないことが明らかになった。米Utah大学のDaniel O. Clegg氏らの研究で、詳細はNew England Journal of Medicine(NEJM)誌に報告された。(Nikkei Medical ONLINE 4/14)
変形性関節症に対する、サプリメントとしては、圧倒的な人気を誇るグルコサミンとコンドロイチンですが、今回の研究では「痛み」の軽減に対する有効性に?が付いたようですね。
一般的に良く見られる、グルコサミンとコンドロイチンの紹介は以下の通り。
グルコサミンは軟骨細胞のことで、糖とアミノ酸が結合したアミノ酸の一種です。カニやエビなどの甲殻類の外殻を形成するキチン質などがあります。グルコサミンが加齢とともに不足していくと、関節部をつなぐ軟骨が破壊され、関節炎を引き起こします。
グルコサミンの健康効果として、「関節炎の症状を緩和し、改善する」が挙げられます。
コンドロイチンとは、私たちの身体の細胞と細胞、組織と組織を結びつけているムコ多糖の主要成分の一つです。
コンドロイチンは、体内では再生できないので、食べることによって補わなくてはいけません。
コンドロイチンがグルコサミンとともに加齢によって不足していくと、関節部をつなぐ軟骨が破壊され、関節炎を引き起こします。
コンドロイチンの健康効果には「関節炎の症状を緩和し、改善する」、「軟骨を再生させる」などが挙げられます。
「関節炎の症状を緩和する」とはいっていますが、「痛み」を解消するとはいってないんですね。(販売元も考えていますね)
「炎症は治まってきたけど、痛みは全く変わらない」というような方が多くいらっしゃるのも、今回の研究によると、納得させられてしまいますね。

