たんぽぽ院長のつぶやき

「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

11月も終わっちゃいます。

早いもので明日から師走。

来院されている方々の状態も、師走モードに突入しているのか、カラダのリズムが変化してしまっているようで、落ち着かせ所が難しい(笑)

ここ数日は、主訴への取り組みはもちろんのこと、みなさんのカラダのリズムを感じ取りながら、慌ただしさの中に、ふっと息がつける「間(ま)」を作り出せたらいいなーなんて感じているところです。

やっぱり、「間」は大事ですからね。

決して「間に合わせ」ではなくてね。








老化の記憶障害にも関与 アルツハイマー関連物質

「タウ」というたんぱく質の名前は、覚えておこう。

アルツハイマーでは、記憶をつかさどる脳の海馬や大脳皮質の神経細胞に沈着。

通常の老化では「嗅内野」と呼ばれる、記憶の形成にかかわる脳の特定部位に異常な「タウ」が沈着。

異常タンパク質である「タウ」がどの部分に沈着するかで違いがあるようです。

ところで、アルツハイマーでは、脳にベータアミロイドと呼ばれるタンパク質が沈着するのですが、今回出てきた「タウ」って具体的にどんなヤツなんだ?

調べなくっちゃ!




老化の記憶障害にも関与 アルツハイマー関連物質

理化学研究所(埼玉県和光市)は、アルツハイマー病の発症に関与する異常タンパク質の脳への蓄積が、老化に伴う記憶障害の原因にもなっていることを高島明彦チームリーダーらがマウスの実験で、16日までに確認したと発表した。

 記憶障害を手掛かりに、異常タンパク質の蓄積を早期に見つけられれば、将来はアルツハイマー病の予防にもつながり得るという。欧州の専門誌に論文が掲載された。

 このタンパク質は「タウ」と呼ばれ、記憶障害や認知障害が起きるアルツハイマー病では、過剰にリン酸化された異常な形で、記憶をつかさどる脳の海馬や大脳皮質の神経細胞に沈着する。一方、通常の老化でも「嗅内野」と呼ばれる、記憶の形成にかかわる脳の特定部位に異常なタウが沈着することが知られていたが、記憶障害との直接の関連は未解明だった。


2007/11/16 16:35 【共同通信】






もっと知りたい ニュースの「言葉」
アルツハイマー病(2003年7月16日)神経細胞が壊死(えし)して脳が委縮し、痴ほうなどの症状が出る。比較的若い時期に発症するものと、年をとってから起こるものがある。80歳以上の痴ほうの半数以上は、この病気とされ、脳にベータアミロイドと呼ばれるタンパク質が沈着する。このタンパク質に対する免疫を作るワクチン開発など、根本的治療に向けた研究も国内外で進んでいる。

タンパク質(2003年7月24日)生体を構成する主要な有機化合物。コラーゲンのように体を作るものやホルモンのように体の調子を整えるもの、酵素のように体内の化学反応を効率的に進めるもの、抗体のように病原菌と戦うものなど、10万種類以上あるとされる。遺伝子から作られる20種類のアミノ酸が数十個から数千個、鎖状に連なり、役割に応じた複雑な立体構造をしている。

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本日も出勤なり

久々にゆっくりと出来る休日だなーということで、今日は朝からのんびり。

普段より少しだけ遅めの起床も、なんだか贅沢な気分。

コーヒーを飲みながら、あれこれと来月のスケジュールなどの確認をしていて、ハッと気づく・・・

「来月のたんぽぽ通信、まだだった・・・」

      
      
      
      
「どうしようかな」      

「空き時間もないから、今日やっておかないとまずいよな・・・」

「明日の夜、残業しようかな・・・」



数分の葛藤の後、

結局のところ、毎度のとおりの休日出勤。
(コーヒーも飲み終えたので)


無事、来月用のたんぽぽ通信も形になりましたので、これからゆっくりしようと思います・・・


今日もやっぱり、いつもの休日でした。



足湯で心臓血管機能が改善

昨日に続いて、心疾患関連の記事です。

どうやら、足湯は、心疾患患者さんにも効果的にようです。

温かい蒸気の出る「足湯」装置を使い、42度で15分間温め、30分間保温する治療を2週間行ったところ、体の深部の温度が上がって末梢血管の血流がスムーズになることで、心臓のポンプ機能への負担が軽減するようです。

昨日の運動治療といい、今回の足湯といい、一般に健康維持・増進に効果的であるとされている方法は、疾患のあるケースでも用法さえ間違わなければ、非常に効果的であるといえます。

最近の外科的治療や薬の効果を促進させる、あるいは補うという方向の研究では、こうした代替療法的なものに注目が集まっているようですね。
こうした研究の積み重ねによって、医療も、より統合的なスタイルになっていくのではないでしょうか。楽しみです。



足湯で心臓血管機能が改善
移植待機患者 ポンプ機能の負担軽減か

 「足湯」による温熱治療で、心臓移植を待つ患者の心臓血管機能が改善することが、国立循環器病センター(大阪府吹田市)の研究でわかった。

 体の深部の温度が上がって末梢(まっしょう)血管の血流がスムーズになることで、心臓のポンプ機能への負担が軽減するらしい。

 駒村和雄・心臓動態研究室長は、これまでに、全身浴のできない20〜40歳代の移植待機患者4人に対して、温かい蒸気の出る「足湯」装置を使い、42度で15分間温め、30分間保温する治療を2週間行った。

 最も効果があったのは、重症の拡張型心筋症で人工心臓を装着した20歳代の男性で、足湯治療により、心筋に酸素や栄養を送る血管の広がりやすさ(血管内皮機能)が正常値まで改善した。さらに、心臓が血液を送り出す能力も向上して、左心房の内径が縮小、リハビリで歩く速度も速くなったという。

 別の40歳代の男性も、血管内皮機能が正常値になり、「夜に熟睡でき、不安感が消えた」と話す。

 効果があった2人はいずれも、足湯治療後、深部の体温が、約1度上がった。

 駒村室長は「足湯は、血管の機能を改善して、従来の薬物治療を後押しする効果がある。心臓にも効果があるのか研究を積み重ねて検証していきたい」と話している。

(2007年11月25日 読売新聞)




心不全患者に朗報、適度な運動が筋損傷を修復

心不全のような疾患でも運動は効果的なんですね。

患者さんの最大運動能力の半分程度の強度で、一日30分のサイクリングマシーンを6か月間行ったようですが、いい結果が出るんですね。

さらに12週間の運動治療で、重度の心不全患者であっても、血管損傷が改善されることが明らかになったようです。

カラダは、適切に使ってあげることで、多大なる効果(回復力)を発揮してくれるんですね。


心不全患者に朗報、適度な運動が筋損傷を修復

米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)で7日に開かれた米国心臓協会(American Heart Association、AHA)の学会で、心不全患者特有の症状である筋肉損傷の修復に、適度な運動が役立つとする2つの研究結果が発表された。

 研究チームを主導したのは、ドイツのライプチヒ大学(University of Leipzig)のアクセル・リンケ(Axel Linke)医学助教授。

 心不全により、心臓が体内の器官に血液を送る能力が低下する結果、筋肉中の新しい細胞や血管がぜい弱化したり、萎縮したりすることがある。しかし規則的な運動を持続することで、それらの細胞や血管の発達を促進できるという。

 リンケ助教授は、「心不全患者の場合、運動療法は健康状態の回復につながると同時に、体力増強にも寄与し、筋肉損傷の治癒も促してくれる」と説明した。
 
 発表された研究の1つは、毎日の運動によって、被験者の筋肉組織中の神経前駆細胞が急増するとしている。

 神経前駆細胞は、骨格筋中に未熟細胞のプールを構成し、この未熟細胞が筋肉修復に必要なさまざまな成熟細胞に分化する。心不全患者では通常、この神経前駆細胞が健常者の半分しかない。

 研究では、軽度から重度の心不全患者を対象に、1日に約30分間、サイクリングマシーンでのトレーニング(患者の最大運動能力の半分程度)を行ってもらった。その後、患者らの大腿四頭筋の生体組織を検査したところ、6か月間で神経前駆細胞値が100%増殖していた。

 リンケ助教授は、「運動によって、神経前駆細胞値がほぼ正常になった。細胞は再び分化を始め、やがて筋肉細胞に分化した。これにより、心不全患者に必要な筋肉細胞の置換が達成される仕組みだ」と指摘した。

 この運動実験には25人の心不全患者が参加した。対照として参加した同じような健康状態の心不全患者25人は、6か月の運動を行わなかった。その結果、後者では神経前駆細胞に変化がみられなかった。

 研究チームによると、運動治療が心筋にも同じような効果をもたらすかどうかは分かっていないという。

 もう1つの研究では、やはり運動治療により、重度の心不全患者の血管損傷が改善されることが明らかになった。運動が未熟細胞の成熟細胞への分化を促し、損傷した血管の修復、新たな血管の形成を助長する仕組みだ。

 12週間の運動治療に参加した60代の心不全患者の組織サンプルを検査したところ、治療開始前に比べて未熟細胞が著しく増殖していた。また、毛細血管の密度も治療開始前と比較して17%高まっていた。

「症状の度合いにかかわらず、運動治療は心不全患者の筋肉損傷に寄与すると言える」とリンケ助教授は語り、新たな治療方法に期待を寄せた。【11月20日 AFP】






葉酸不足でうつが多めに 食習慣調査で関連判明

本日の注目記事より。


葉酸不足でうつが多めに 食習慣調査で関連判明

野菜や果物などに含まれる葉酸の摂取量が少ないほど、うつ症状の人が多い傾向にあることを、村上健太郎東京大医学部助教と溝上哲也国立国際医療センター研究所部長らが調査で見つけた。

 日常の食事が精神的な健康にかかわっていることを示す研究。関連は欧米では報告されていたが、日本人のデータは初めてという。国際栄養学雑誌に近く発表する。

 研究グループは昨年、福岡県の20代から60代の517人(男性309人、女性208人)に、過去1カ月間に食べたものを詳しく聞き、各栄養成分の摂取量を算出した。同時に別の質問でうつ症状があるかどうかを調べ、摂取した各栄養素との関連を探った。

 その結果、葉酸の摂取が少ない人ほどうつ症状の割合が高かった。摂取が多い人では、少ない人よりうつ症状が半減していた。この傾向は女性でもうかがえたが、男性でよりはっきりしていた。

2007/11/17 08:16 【共同通信】



葉酸はビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれ、水溶性ビタミンに分類されます。
葉酸の栄養所要量は、推定平均必要量が 200 μg、推奨量が 240 μg、上限量が 1,000 μg(いずれも成人男女)とされています。

葉酸はアミノ酸や核酸の合成に必要となる補酵素であるため、細胞分裂の盛んな箇所において欠乏症が現れやすく、記事にあるような「うつ」以外に、これまで代表的な症状として、貧血、免疫機能減衰、消化管機能異常などが指摘されてきました。また、心臓病や大腸ガン、子宮頸ガンのリスクがあるとの報告があるようです。

葉酸を多く含む食品は、レバー、緑黄色野菜、果物です。
葉酸は、酸化に弱いので、調理や長期間保存によって壊れやすいため、新鮮な生野菜や果物が良いようです。
大量の飲酒も葉酸の吸収および代謝を妨げるとのことですから、注意したいものですね。






目の疲れ

人間は、外界からの情報の約8割を視覚に依存しています。
意識されている/いない、にかかわらず入力された情報は、脳で処理されることになりますから、脳と視覚との結びつきは非常に強力なものであるわけです。
脳の大切な働きの一つである「記憶」も視覚化された情報(映像)とセットになっていますしね。

ところで、「目が疲れる」という症状がある場合、整体的には、上記のような理由から「目の疲れ=脳疲労」ととらえていきます。

一般に目の疲れは、目の周囲だけではなくて、後頭部、首の付け根、それから肘の内側などにこわばりや緊張、圧痛箇所としてその反応を示します。

整体的には、目の疲れの解消を速やかにすすめるために、こうした箇所を押圧刺激したり、温めたり、冷やしたりするとわけです。

とはいっても、脳疲労が継続されていては、すぐに目の疲れが襲ってきます。

脳疲労の解消には、結局のところ睡眠しかありませんからね。

質のいい睡眠を心がけたいところです。




「日報駅伝」

本日、岩手陸協・県教委・県高体連・岩手日報社が主催する、「第66回一関・盛岡日報駅伝」が、開催されました。

参加者は、岩手陸協に登録している郡市対抗の一般19チーム・高校生の13チームの計32チーム(男子)。
一関市の一関文化センター前から8区間、盛岡市の東北銀行本店前を目指します。
(実際には、雪のため、スタートは北上市の東北銀行北上支店前になったようです)


当院の前を選手たちが走って行ったのは、午後1時半前後。
といっても、私は、控室から施術室への移動のほんの一瞬、二人ほど選手を観ることができただけで、あとは「ガンバレガンバレー」という声援と拍手を施術中に耳にしただけでした。
ちょっぴり残念。

昨日、一昨日と盛岡市内でも雪が降り、今日は駅伝に合わせたかのように朝から太陽が顔を出してくれたのですが、それでも寒い!!

実際に、選手たちが走っていた時の盛岡の気温は、4℃ほどでした。
そんな寒さの中をランニングと短パンで息を切らし駆け抜けていく姿には感動!!!

お正月にテレビで箱根駅伝も観たりはするのですが、寒空の下、走る姿を直接目にすると感動も一入でした。


優勝は、一般の部では「一関市」、高校生の部では「一関学院」でした。

おめでとうございます!

参加された選手の皆さんもお疲れ様でした。




仕事後にまた走ろうかなぁ……(単純)




人の皮膚から「万能細胞」 京大グループら作成成功

ニュースなどでも大々的に取り上げられている話題です。
本人の皮膚から万能細胞をつくれるということで、これまで問題視されてきた「免疫による拒絶反応」や「倫理的な問題」といったあたりもクリアされそうですね。


人の皮膚から「万能細胞」 京大グループら作成成功

京都大物質−細胞統合システム拠点の山中伸弥教授らの研究グループが、体細胞を遺伝子操作してさまざまな細胞になる能力を持たせた多能性幹細胞「iPS細胞」を、人の細胞で作ることに成功し、米科学誌「セル」電子版で20日発表した。
 患者自身の細胞を用いた脊髄(せきずい)損傷などの細胞移植治療の実現に向け、大きな一歩となる成果。同日、米国の別の研究グループも米科学誌サイエンスでヒトiPS細胞の作成を報告、研究競争のさらなる激化は必至だ。
 山中教授は昨年、世界で初めてマウスでiPS細胞の作成に成功した。今回、マウスで用いたのと同種の4つの遺伝子をヒトの皮膚の繊維芽細胞にウイルスを使って導入したところ、さまざまな細胞に分化可能なES(胚(はい)性幹)細胞と、形態や増殖能、遺伝子発現パターンそれぞれで極めてよく似たヒトiPS細胞の作成に成功した。この細胞を培養すると、神経や筋肉組織などのほか、鼓動する心筋細胞や、腸管様組織になった。
 作成に受精卵を用いるES細胞と比べ、iPS細胞は自分の体細胞から作ることができ、倫理的問題や他人の細胞で起きる拒絶反応も少ないことから、再生医療への応用が期待されている。脊髄損傷や心不全、糖尿病などの治療のほか、病因の解明や新薬開発のための実験用細胞としても期待を集めている。
 山中教授は「今回の報告で、さらに研究のスピードが上がるだろう。ウイルスを使わない作成手法や、ES細胞との比較研究を進め、ES細胞に代わることのできるiPS細胞を作りたい」と話している。
 ■臨床応用へ 安全性が課題
 世界の研究者が先陣を争っていた「ヒトiPS細胞」の作成に、山中教授と米国のグループが成功した。体細胞由来の万能細胞の実現が有望になり、再生医療への応用に向け研究が加速しそうだ。
 ヒトiPS細胞ができたことで、次の目標は、ES細胞との比較や導入遺伝子の検討によりES細胞と同等の能力を実証することと、遺伝子導入に用いるレトロウイルス以外のより安全な作成法の開発になる。ES細胞を神経や心筋などに分化させる研究は成果を積み重ねており、iPS細胞の分化の研究も急速に進みそうだ。ESからiPSへ、研究の重心は確実に動くだろう。

 臨床応用が目標の研究もすでに始まっている。山中教授と慶応大の岡野栄之教授らは、脊髄損傷モデルマウスにiPS細胞を注射すると機能の一部が回復することを確認した。安全性が今後の大きな課題となる。
 日本の幹細胞研究のあり方も問われている。山中教授と同時にサイエンスで発表したのは、世界で初めてヒトES細胞を作ったウィスコンシン大のジェームス・トムソン教授ら。「世界初」を独占させないよう、急きょ発表が前倒しされた。競争の激しさが分かる。
 米国は国や州が幹細胞研究に多額の資金を投入、主要な大学には幹細胞研究センターが設置され、多様な分野の研究者が集まっている。ES細胞よりも制約が少ないため、iPS細胞の研究者はさらに増えるという。
 山中教授も今年七月に米国の大学内に研究室を開設し、日本では認可が難しく実質的に不可能なES細胞との比較研究を進めているが、「個人ではどうにもならない。iPS細胞は日本で生まれたのに、このままでは全部持ち去られてしまう」(山中教授)と危機感を抱く。日本の研究者が切り開いたiPS細胞研究を日本で進められるのか。中核組織や研究事業の立ち上げなど、国の機動的な対応が問われている。
(11月21日 京都新聞)



近い将来、万能細胞が臨床的にも実用化されて、ダメになった組織や臓器の交換が可能になっていくのでしょうね。
その場合、置き換わった組織や臓器などが、本来の機能をきちんと行えるようなリハビリ(?)プログラムが重要になってくることでしょう。
そうすると、身体を機能の点から観察・評価して施術する我々のような仕事の重要性が高まるかもしれません。
希望的観測ですけどね。



[関連記事]

ヒトの皮膚から人工多能性幹細胞を作製、日米の研究者が成功

日米それぞれの研究チームが、ヒトの皮膚から人工多能性幹細胞を作ることに成功したと、20日に発表した。疾患の治療に利用できるほか、胚(はい)細胞の使用をめぐる倫理問題を回避できるという。

 未分化状態の人工多能性幹細胞は、新薬開発や病因解明に役立てられる。最大の利点は、倫理的に問題とされるヒトの受精卵や卵子を使用する必要がないことだ。

 人工多能性幹細胞の場合、患者自身の遺伝子を使いその患者に拒絶反応なく移植できる細胞を作り出せるため、治療用細胞としての利用が期待されている。

 今回開発された新たな技術により人工多能性幹細胞を大量に培養できるようになるため、がんやアルツハイマー、パーキンソン病、糖尿病、関節炎、脊髄(せきずい)損傷、脳梗塞、やけど、心臓病などさまざまな治療研究における急速な進展が見込まれる。

 胚性幹細胞(ES細胞)は人体に含まれる220種類の細胞いずれにも成長することができるため、「魔法の弾丸」になりうるとみられている。しかし、米国の研究現場では、倫理的問題からヒトの受精卵や卵子を使用することは規制されている上に、ES細胞を研究できる資金や技術的専門知識を持つ研究所はほとんどない。

 米国の研究の主著者である米ウィスコンシン大学(University of Wisconsin)のジェームス・トマソン(James Thomson)教授は、新技術が非常に単純で普通の研究所でも比較的簡単に再現することができるものだと指摘。「この技術により政治的論争が排除できるため、資金調達も進みそうだ。研究は加速度的に進むだろう」と語った。

 ホワイトハウスは今回の発見について、「科学の高尚な目標と人命の神聖さの双方を傷付けることなく、医学的問題を解決できる方法」と、称賛した。

 ウィスコンシン大学の研究チームと京都大学(Kyoto University)の山中伸弥(Shinya Yamanaka)教授率いる研究チームはそれぞれ同時期に、レトロウイルスを使って4種類の異なる遺伝子をヒトの皮膚細胞に導入し、人工多能性幹細胞の作製に成功した。京都大学チームは5000細胞から1個の人工多能性幹細胞の作製に成功。一方、ウィスコンシン大学チームは1万細胞で1個だが、京都大学が利用したがんを誘発する可能性のある遺伝子は利用していない。

 両チームの技術とも、遺伝子を運ぶために用いたウイルスのコピーを細胞が保持しているため、突然変異の危険性がある。次の重要な課題は、レトロウイルスに頼らずに、皮膚細胞を幹細胞に変える遺伝子を刺激する方法を発見することだ。

 山中教授は、幹細胞は病気の原因解明や新薬開発に非常に有用だと指摘する。安全性の問題を克服できれば、ヒトの人工多能性幹細胞の細胞移植治療への利用の道も開けるという。一方、人工多能性幹細胞は最終的にはES細胞より有用だと証明される可能性もあるが、前者が後者に取って代わると結論づけるのは時期尚早だとの見方も示した。

 トマソン教授は、人工幹細胞をめぐるすべての問題が解決されるには数年かかるかもしれないとしながらも、最終的にはES細胞と変わらない役割を果たすだろうと語った。
【11月21日 AFP】



エナジードリンクが血圧上昇のリスク高める

「疲れた時のこの1本」

これから年末にかけて、忙しく慌ただしい日々が続いて行く中で、元気回復に、気軽に手を伸ばしてしまう栄養ドリンク。

最近ではコンビニでも買えますから、習慣的に飲んでいる方も多いのでは?



エナジードリンクが血圧上昇のリスク高める

エナジードリンク(栄養ドリンク)が血圧上昇や心拍数増大を引き起こし、高血圧や心疾患のある人の健康にリスクが生じる可能性のあることが、新しい研究によって明らかにされた。研究者らは、人気の高いエナジードリンク2缶で、健康な成人で血圧上昇と心拍数増大が認められたとしている。
今回の研究は、米ウェインWayne州立大学(デトロイト)のJames Kalus氏らが成人健常者(平均年齢26歳)を対象に実施したもの。研究の結果、エナジードリンクを摂取後、数時間以内に、被験者の収縮期血圧(最大血圧)は9.6%、拡張期血圧(最小血圧)は7.8%上昇した。また、心拍数は11%増大した。同様の結果は座って映画を見ている場合でも認められた。

Kalus氏は、被験者が血圧の低い健常者であったことに言及し、「心拍数増加と血圧上昇は急激に生じたというわけではないが、降圧薬を服用している人や心血管疾患がある人の場合、その反応は異なる可能性がある」と述べている。

同氏は、エナジードリンクは集中力を高め、覚醒作用を有するが、心疾患の危険因子(リスクファクター)がある人では有害な反応を引き起こす可能性があることを指摘し、「ほとんどのエナジードリンクには高濃度のカフェインと、タウリンというアミノ酸が含まれており、どちらも心機能や血圧に影響を及ぼすことがわかっている」と説明する。

また、同氏らは、エナジードリンクが注意力を高める成分を含んでいないスポーツドリンクとは別ものであると述べ、注意を促している。この知見は、米フロリダ州オーランドで開催された米国心臓協会(AHA)年次集会で発表された。
(HealthDay News 11月6日)


ほとんどのエナジードリンク(栄養ドリンク)には高濃度のカフェインと、タウリンというアミノ酸が含まれていて、どちらも心機能や血圧に影響を及ぼすことがわかっていますから、記事にあるように高血圧の方や心疾患を持っていらっしゃる方は注意が必要ですね。

栄養ドリンクは、あくまで交感神経(自律神経の活動モード)の働きを促進させているだけで、疲労を根本から解消してくれているわけではありません。
疲労の根本的解消には睡眠が必要ですから、栄養ドリンク片手に頑張るのは、疲れたカラダに鞭を打っているわけです。

栄養ドリンクは、ここをなんとか乗り切らなくてはいけない、という場面では大きな力を貸してくれますが、鞭打ったカラダを休めてあげる「ゆとりの時間」を、うまく作りたいものですね。

高血圧などではない方でも、栄養ドリンクに依存しすぎないよう注意したいものです。




損傷脊髄 脳がカバー

リハビリを頑張っていらっしゃる方にも励みになる記事です。
脊髄損傷があっても、脳損傷がない特定部分の脊髄をうまく機能させるために、脳が重要な働きをしているようです。

記事にある「通常なら右手を動かす時に働きが活発化する脳の左側の運動野のほか、右側の運動野も働いていた。運動能力がほぼ元通りになった3か月後では、右側の運動野の脳活動レベルは下がり、左側の運動野の活動がより広範囲で強くなっていた」という部分には、とくに興味をひかれました。
右手は左脳という大前提がありますが、回復過程では右脳も頑張ってくれるんですね。

慢性痛の克服においても「脳」は注目されていますし、もう少し脳についての理解を深めないといけないなー




損傷脊髄 脳がカバー
脊髄(せきずい)損傷後、リハビリ訓練によって運動能力が回復する過程で、回復にかかわる脳の特定部分が変化することを、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などのチームがサルを使った実験で突き止めた。

 運動能力の回復には、損傷がない特定部分の脊髄をうまく機能させるため、脳が重要な働きをしていることを示す結果で、リハビリでの患者の回復具合が予測できる可能性がある。成果は16日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

 首の部分の脊髄(頸髄(けいずい))を一部損傷したサルは、直後は指先を使うことができないが、食べ物を指先でつまむ訓練を繰り返すと、1〜3か月後には元通りにつまむことができる。

 研究チームは、回復途中のサルの脳を調べた。損傷1か月後の回復初期には、通常なら右手を動かす時に働きが活発化する脳の左側の運動野のほか、右側の運動野も働いていた。運動能力がほぼ元通りになった3か月後では、右側の運動野の脳活動レベルは下がり、左側の運動野の活動がより広範囲で強くなっていた。

 回復の過程で、損傷を受けていない脊髄の特定部分を通って情報を伝えるよう脳活動が変化しているとみられるという。同研究所の伊佐正教授は「脊髄の損傷の程度に応じて、リハビリ訓練でどこまで回復するか予測できるようになる可能性がある」と話している。

(2007年11月16日 読売新聞)




ブログテンプレート

このブログを始めてから、デザインを変えることなく、ずっと同じテンプレートにお世話になっているのですが、ここ最近、ちょっと変えてみようかなぁなんて思い始めました。

仕事が終わった後に、多種多様なテンプレートをあれこれ物色しているのですが、たくさんありすぎて、どうしたらいいのかわからなくなってます(苦笑)。
これイイなぁ、あ、でもこっちもイイなぁ、やっぱりさっきのが良かったかな…と目移りしまくりです。



と、いうわけで、今日も決まらず。
今しばらくお待ちくださいませ。






(と、言いつつ、ほぼ決まってるんですけどね。やっぱり、インスピレーションが大切かな、と。無駄な出し惜しみ/笑)



自己紹介工場

『自己紹介工場』 なるものを来院されている方から教えていただきました。



早速、“たんぽぽ院長” を入力……


…………… (実際はこんなに時間かからないですよ)


……出ました。





土俵を変えれば大統領な
たんぽぽ院長です。よろしく。




プロフィールに書き加えなくては…



寒くなってきました

昨晩から今朝にかけて、やけに冷えるなぁと思っていたら、本日は、東北・北陸各地で今秋一番の冷え込みだったそうです。
秋…というより、あぁもう冬か…というのが正直なところ。
私自身は目にしなかったのですが、昨日の朝方に盛岡でも小雪が一瞬ですが、チラついたそうです。そのあとお天気になりましたが、そりゃあ寒いはずですよね。

さて、これからの季節、切っても切り離せないのが、“冷え”。
以前からたびたび書いてはいますが、寒い地域に住んでいる人ほど、これからの本格的な寒さに耐えられるように、この程度の寒さはガマンガマン、と敢えて防寒を避けてしまうことが多かったりするようです。
これはかえって逆効果。
寒さを感じ始めたら、積極的に防寒に努め、冷えない身体をつくるよう心がけましょう。
腹巻きやマフラーなどは勿論ですが、温かい飲み物や発汗を促すような食べ物などで内側から温めたり、寒いからといって、動かないのではなく、適度に身体を動かし、代謝を高めましょう。
そして汗をかいたら、きちんと拭いて、体を冷やさないようにしましょう。

“冷え対策”には、早め早めが有効ですよ。




10年日記

来院されている女性の方で「10年日記」なるものをつけているという方がいらっしゃいます。
施術中に、そのことをうかがって
「いいなー」
と思い、始めてみようかなという気になっています。

しかし、日記を書くということは、これまで続いたことがないのが自慢の私にとって、慣例通り3日坊主になるのか、続けられるのかは微妙なところですけど。

今年初めに「このブログは毎日更新しよう」と決めて、何とか今日まで続いていますので、この感じで頑張ってみようかな。

区切りのいいところで、来年から始めてみることにしよう・・・かな






タイプ別性格判断やってみました

『タイプ別性格判断』というものをやってみました。

こちら→http://www32.ocn.ne.jp/~emina/

簡単に出来ちゃうので一度やってみると面白いかもしれません。

今や、企業が人間関係の円滑化を図るなどの目的で性格分析を用いたりもしている時代。
本格的なものですと4時間ぐらいかけて分析するものもあるようです。

ちなみにわたしは、上記のサイトによるとINTP型でした。
イイのか、悪いのか・・・




来年用のカレンダーを購入しました

今日は、受付に置いておく来年用のカレンダーを買いに行きました。

年明けの予約も入り始めているので、早めに準備です。

この2年ほど使っていたタイプが売っていなかったので、ちょっと違うタイプのカレンダーにしました。

来年は火曜日の祝祭日がけっこうあるようです。
念願の連休がとれるかな?


さぁー 気がつけば、今年もあと一月半。

頑張ろう!!





月経痛を和らげる

記事によると月経のはじまる2週間前から対策することが良いようです。
今回の記事は、主に食生活に関連した対策が掲載されていましたが、以前取り上げた(「高脂肪・高カロリーの食事は体内時計を狂わせる」)食生活と日周リズムとの関連という点から考えても、一見遠回りなようでも食生活をコントロールしていくことは、月経サイクルの安定へとつながるといえますから、月経痛のコントロールの上でも重要だといえますね。


月経痛を和らげる

月経痛は、女性の月経サイクルで一般的に見られる症状だが、その期間に向けて体を備えることで痛みを軽減できる。

米メリーランド大学メディカルセンター(ボルティモア)は、月経の始まる少なくとも2週間前から下記のようなことを心がけるように勧めている:

・果物や野菜を豊富に含む、健康的な食事を摂取し、ジャンクフードや高脂肪食を避ける。蛋白(たんぱく)質は、赤身の肉、魚、卵類から摂取する。

・サケやマグロなど、脂肪分の多い魚からオメガ-3脂肪酸を余分に摂取する。

・塩分の摂取量を減らす。

・カフェイン、糖分、アルコールの摂取量を制限する。

(2007年11月2日/HealthDayNews)




ストレスで皮膚の抗菌能が弱まる

ストレスに対するカラダの反応は様々です。
ストレスがかかると、カラダは例外なく、心臓の拍動が促進され、筋肉は緊張を高め、末梢の血管は収縮し、内臓の働きは抑制され・・・・と全身で反応します。
しかし、継続されたストレス反応の結果、カラダに現れる症状の出方には個人差があります。

胃腸などの内臓に不調が出やすい方。

肩こりや腰痛といった筋骨格系に症状が出やすい方。

そして、肌荒れなど皮膚に現れる方。

ストレス反応で皮膚に症状が出てくるそのメカニズムは、これまで不透明な部分もありましたが、今回の記事を読むと、なるほど、という感じです。



ストレスで皮膚の抗菌能が弱まる

ストレスによって皮膚感染症にかかりやすくなるメカニズムが解明され、米医学誌「The Journal of Clinical Investigation」11月号に掲載された。免疫システムの崩壊という従来の説明とは異なり、皮膚の抗菌能(antimicrobial defense)の低下が関与しているという。

米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)皮膚科教授のPeter Elias博士らは、心理的ストレスを与えたマウスは、ストレスの少ない条件下に置いたマウスに比べ、A群溶連菌へ感染しやすいことを突き止めた。ストレスを受けたマウスは、表皮で発現する抗菌ペプチドが少なかったという。抗菌ペプチドは近年注目を浴びるようになったもので、免疫システムの「最前線」にあり、抗生物質のように細菌を攻撃して死滅させる作用がある。

今回の研究ではさらに、ストレスによってグルココルチコイドの産生が増大することも判明した。グルココルチコイドの増大は表皮の脂肪合成を阻害し、抗菌ペプチドが含まれる小胞の分泌が減少し、皮膚障害を起こしやすくする。Elias氏は、ストレスによって2つの重要な抗菌ペプチドの発現が下方制御され、マウスの皮膚感染症がさらに重篤なものになると説明する。グルココルチコイドの産生を阻害したところ、皮膚の抗菌能は正常に戻ったという。

防御の最前線は免疫システムのT細胞であると考えられてきたが、そうではないことが近年の研究で示されている。この抗菌ペプチドによる防御作用には相当の効果があり、ウイルスや細菌などによる攻撃の99.5%を処理できるという。今回の研究は、グルココルチコイドの産生を抑える局所薬などの新しい治療法につながると、Elias氏は期待を示している。

(2007年11月2日/HealthDayNews)





等価交換

友人にすすめられて読みだした「鋼の錬金術師」という漫画。

読む時間が全く取れず、いまだに1巻しか読んでいないのですが・・・


まだまだほんの少ししか読んでいないのですが、たびたび登場するキーワードがあります。

読んだことのある方はご存じかと思いますが、それは「等価交換」。

かなり本質的なキーワード。

漫画とはいえ決して侮れません。


「提供したサービス・技術に対して、最低でも等価交換で費用をいただく」というのは、当たり前。
提供しているものより頂いた費用の価値の方が高いという場合は、サギになってしまいますからね(笑)


もう少し突っ込んで考えると、スゴイ情報が欲しかったらそれに見合う情報や知識を自分も持ち合わせていなければならないというのも「等価交換」。

どんなにスゴイものを手に入れたくても、その時点での自分に見合ったものしか得られない。
等価交換ですから(笑)

より大きなもの、すごいものを手に入れるには、少しずつでも自分を磨いて、成長させて、手に入れたいものに見合う自分になっていかなくちゃいけないんでしょうね。






高脂肪・高カロリーの食事は体内時計を狂わせる

本日の仕事も無事終了し、久しぶりに焼き肉の気分だったのですが、こんな記事を見たら、とてもとても・・・


高脂肪・高カロリーの食事は体内時計を狂わせる

高脂肪の食事は心臓に悪いだけでなく、代謝機能の多くを阻害する連鎖反応を引き起こし、体内時計を狂わせる恐れがあるとの研究結果が6日、医学誌「Cell Metabolism(細胞代謝)」上に発表された。

 研究を行ったのは、米イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)にあるノースウエスタン大学(Northwestern University)の内分泌学者ジョー・バス(Joe Bass)氏率いる研究チーム。研究チームはマウスを使って実験し、睡眠・起床のサイクルや空腹を感じるタイミングを制御する24時間周期の体内時計の機能が、一定の代謝プロセスのリズムと密接に関連していることを導き出した。

 飽和脂肪の多い高カロリーの西洋式食生活は24時間周期の体内時計を阻害し、一定の代謝プロセスのタイミングを狂わせる悪循環を作り出し、肥満や糖尿病の危険性を高める可能性がある。「タイミングと代謝は同時に進化した、ほとんど結合したシステムだ。両者の微妙なバランスを乱せば、悪影響が生じる」とバス氏は指摘する。

 研究では、マウスを2グループに分け、6週間にわたり、1グループには通常の食事、もう1グループには高脂肪、高カロリーの西洋式の食事を与えた。すると2週間後、脂肪分がカロリーの45パーセントを占める西洋式の食事を与えられたグループのマウスには、普段なら休息か睡眠をとる時間帯に食事を始める現象が見られた。この現象は、通常の食事を与えられたグループでは見られなかった。

 バス氏によると、「食事の時に食べる量が増えただけではない。食習慣が変わり、休息の時間帯に過剰な量の食事をとるようになった」という。この行動変化に加え、24時間周期のリズムを制御する遺伝子によって生産される伝達分子が、脳、肝臓、脂肪組織内で減少したという。

「カロリーの過剰摂取による悪影響の1つに、われわれすべてが持つ非常に繊細で重要なタイミングの仕組みを乱すことが挙げられる」とバス氏は指摘する。24時間周期の体内時計は、植物、動物、ヒトに共通した機能だという。
(2007年11月07日 AFP)



「飽和脂肪の多い高カロリーの西洋式食生活は24時間周期の体内時計を阻害し、一定の代謝プロセスのタイミングを狂わせる悪循環を作り出し、肥満や糖尿病の危険性を高める可能性がある」とのこと。

食事の取り方ひとつで、体内時計が狂ってしまうとは・・・

光を効果的に使いながら、体内時計のコントロールを図る方法でも、なかなか効果が出にくかった方の原因って、もしかしてこれ?


なかなか夜寝付けない、眠りが浅くすぐに目が覚める、といった体内時計の狂いが表出しやすい睡眠習慣の改善にも、食事のコントロールは重要なようですね。




睡眠の質を高める

睡眠の深さと呼吸の深さとは、相関関係があります。
呼吸がゆったりと深くできているほうが、質のいい睡眠が得られやすくなります。

呼吸の深さを演出するうえで、ますは、胸郭の動きが大切です。
背骨と肋骨、胸骨とで囲まれた部分を胸郭(きょうかく)といいますが、これが、横隔膜の動きに連携してしっかりと可動できる必要があります。

それから、頸椎から伸びる横隔神経も重要です。
この横隔神経、文字通り横隔膜の動きをコントロールします。
第4頸神経が中心となりますが、この神経の働きがうまくいっていないと、呼吸の質が低下し、睡眠にも悪影響を及ぼします。

さらに、腰仙関節(ようせんかんせつ)も忘れてはなりません。
第5腰椎と仙骨(骨盤の真ん中の骨)との間の関節部分を特別に、このように言いますが、呼吸の際、この関節の可動が悪いと深〜い呼吸は行えません。

こういったあたりの動きや働きを整えると、睡眠の質は格段に向上していくことでしょう。


ご好評いただいております その2

11月1日付のブログにて、第30号を(勝手に)記念して、今月号より両面形式でお届けすることになりました「たんぽぽ通信」(通称:ぽぽ通)ですが、こちらもソファ同様、ご好評をいただいております。

お渡しした際に「おや!?」と驚かれる方や、「盛りだくさんですねぇ」とその場で早速読み始めてくれる方、「あ、本当だ」「楽しみにしてたんですよ」と既にブログを読んでくださっていた方が笑顔で受け取ってくれたりと、とても嬉しいご感想をくださいます。
なかでも、「なんか得した気分」という言葉をいただいた時には、私の方がまさに「得した気分」になりました!

こうした皆さまからのあたたかい声に、ますますパワーが漲りました!
役立つ情報をお届けして、“得した気分”を味わっていただけるようこれからも頑張ります。たくさんのご感想ありがとうございました。

今後とも、ご感想は勿論、疑問に思ったことや“○○について知りたい”、“こんな特集をして”…などなど、たくさんのお声をいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

寝る子は太らない

寝る子は太らない。

これはおそらく、子供に限ったことではなくて、大人にも当てはまることでしょう。

睡眠不足になってしまうような生活リズム(生活習慣)が、肥満につながるでしょうし、記事にあるようなストレスとの関連など、多様な要因の結果がつながっているのでしょう。

米睡眠基金は、未就学児で11〜13時間、小学生は10〜12時間眠るよう推奨しているようですが、日本の小学生はおそらくこれ以下の睡眠時間しかとれていないと思われます。
カラダの基礎をつくる時期ってありますから、子供には子供時間(子供の生活リズム)が必要です。

子供の頃、大みそかなどに、普段よりもちょっと夜更かしした時なんかに、なんだか少しだけ大人気分を感じたものです。
小学生の時には9時には寝させられていましたから。
私の場合、ごくごく、たまにあるちょっとの夜更かしでも、翌日は物凄く眠い思いをした記憶があります。
懐かしい・・・


一般的に子供の睡眠時間が減少傾向にある時代ですから、

「子供はもう寝なさい!!」

こんな一言が必要でしょうね。



寝る子は太らない=睡眠不足で肥満リスク上昇−米大調査

 【シリコンバレー5日時事】十分な睡眠を取る子供は肥満になる確率が低いとの調査結果が、米小児科学会の機関誌11月号に発表された。ミシガン大の研究者は「睡眠不足の子供は注意力の散漫を招くだけでなく、肥満リスクも高まるようだ」と警告している。
 調査は9〜12歳の子供を対象に実施。1日9時間以上寝る子供が12歳になった時に肥満になった比率は12%だったが、9時間未満では22%に達した。
 睡眠と肥満の因果関係は未解明だが、睡眠不足でストレスがたまり、食欲を刺激するホルモンが分泌される可能性があるという。睡眠が不足すると屋外で遊ぶ機会が減るため、肥満になりやすいとの見方もある。米睡眠基金は、未就学児で11〜13時間、小学生は10〜12時間眠るよう推奨している。
(11月6日 時事通信)







社会生活基本調査:早寝、早起き、よく働く 県民性の一端、明らかに /岩手

地域の特徴を知ることは、健康的な生活を送るためのアドバイスをする上で、とても大切なことです。

睡眠時間が平均8時間は、とてもよいことだと思います。
短眠であることが、「忙しさ」「頑張り」「優秀さ」を代弁するかのような風潮がありますが、決してそんなことはありませんからね。

健康的な生活において、睡眠が何よりの薬ですし、睡眠がどのようにとられているのかが健康のバロメーターとなります。

ちゃんと寝て、ちゃんと働く。

これが一番!



社会生活基本調査:早寝、早起き、よく働く 県民性の一端、明らかに /岩手

◇総務省の昨年社会生活調査

岩手県民は早寝早起きで、よく働く−−。

 総務省が実施した06年の社会生活基本調査で、岩手のまじめな県民性の一端が明らかになった。

 調査は76年から5年ごとに実施。06年調査は全国約18万人が対象で、県内は約3800人が回答した。

 平日の起床と就寝の時刻はともに全国2番目に早かった。起床の平均時刻は午前6時22分、就寝は午後10時37分で早寝早起きの規則正しい生活を送っていることがわかる。最下位の東京都より起床が30分、就寝が1時間3分それぞれ早かった。

 睡眠時間は1日8時間と前回調査(01年)よりも3分短くなったものの、都道府県別では4位。男性が8時間9分、女性が7時間53分だった。

 仕事時間は6時間32分(男性7時14分、女性5時38分)で、01年と比べると5分延びた。全国平均よりも23分長く3位。最下位の京都府より46分長く働いており、働き者であることを証明した。この点について、岩手大人文社会科学部の砂山克彦教授(労働法)は「農業など第1次産業の従事者が多いのが労働時間の長さに影響しているのではないか」と話している。

 一方で、家事や育児、買い物など「家事関連」は2時間1分と全国40位と低迷。女性の3時間17分に対し、男性は39分と大きな差があった。

毎日新聞 2007年10月21日




<睡眠時間>寝不足で懸命に…20年で最短

睡眠時間の減少。

仕事をする、家事をする、食事をする、育児をする、勉強をする、遊ぶ、休む・・・

一日24時間の中で、こなさなくてはいけないスケジュールをその中に収めようとすると、睡眠時間を削ってしまいがちになります。
それが、一番手っ取り早い方法なのでしょうけれど、それが何を招くのかは、容易に想像できます。

寝ることを、おろそかにはしたくないですね。


<睡眠時間>寝不足で懸命に…20年で最短

 日本人の睡眠時間がここ20年で最も短くなり、とくに働き盛りの世代での減少が目立つことが、総務省がまとめた06年の社会生活基本調査でわかった。その一方で、仕事時間は増加し、余暇など自由に使える時間も減っており、寝不足で懸命に働く日本人像が浮き彫りになった。

 調査は5年ごとに実施しており、10歳以上の約8万世帯18万人が対象。1日の平均睡眠時間は調査を開始した86年から男女とも減少傾向にある。

 年齢別では、ほとんどの世代で減少、とくに45〜49歳が7時間5分と最も短く、次いで40〜44歳と50〜54歳が7時間9分だった。最も長いのは85歳以上の9時間47分。

 一方、仕事時間は01年まで減少してきたが、06年には増加に転じた。正規の職員・従業員は1日平均7時間11分、それ以外の雇用者は4時間27分で、それぞれ5年前より15分、13分増加した。

 食事時間の合計は5年前より全体で1分長い1時間39分となったが、45歳以上65歳未満の世代では1〜3分短くなった。

(11月4日 毎日新聞)







運動前後のストレッチは筋肉痛予防に効果なし

今回取り上げたニュースによると、ストレッチによる筋肉痛の治療効果、予防効果がないか、あっても非常に小さいと分かったそうです。


運動前後のストレッチは筋肉痛予防に効果なし

ジム通いに熱心な多くの人が、運動前後に欠かさず行っているストレッチ。しかし、このストレッチが筋肉痛の予防に効果のないことが、オーストラリアの研究で明らかになった。

研究者らは、被験者10〜30人を対象に実施された10件の研究結果を再調査した。10件中9件は実験室での設定で実施され、ストレッチを行った時間は40秒〜10分とさまざまだった。筋肉痛の評価に100ポイントのスケール(尺度)を用いて評価した結果、運動前後のストレッチによるメリットは、100ポイント中1ポイント以下というわずかなものであった。

研究著者でシドニー大学理学療法学科のRobert Herbert氏は「データは驚くほど一致していた。得られたエビデンス(証拠)からは、運動の前後に行うストレッチは、健康な若年成人の筋肉痛予防にはならないことが示唆された」と述べている。

しかし同氏らは、柔軟性の低下した人でのストレッチ効果の有無については、さらなる研究が必要だとしている。研究結果はCochrane Library Newsletter」10月17日号に掲載された。

(2007年10月18日/HealthDayNews)


今回の記事で、効果が認められないのは、あくまでも「筋肉痛の予防」という点に対してです。

巷では、某有名DCによるアンチ・ストレッチングの書籍も売られていますが、現段階における様々な研究をもとにした最新の考え方としては、「定期的にストレッチングをした場合には、ケガをある程度防止することができる」ということが認められています。

つまり、現段階で言えることは、「筋肉痛予防の観点から言えば、運動前後のストレッチはやってもやらなくても同じ。行うことで何かしらの危険性が高まるという報告も無く、やってはいけないということも無い。筋肉痛の予防にはつながらないものの、定期的に行う事で怪我の予防になる」ということのようです。


また、実際に筋肉痛が出始めてからストレッチングを行うと、その鎮痛効果の持続時間はほんの15〜20分にすぎないものの、筋肉痛が一時的に緩和する可能性はあるようです。
予防にはつながらなくても、一時的な鎮痛効果はあるんですね。


運動前にストレッチを実施するにあたっては、注意が必要です。
それは、ストレッチ後は一時的な筋力低下を起こすということです。
筋肉は縮んで力を発揮しますが、ストレッチは筋肉を一定時間伸ばすため、力が出にくくなるために起こります。
そのため、運動直前のストレッチはむしろ逆効果といえます。
筋肉痛鎮痛効果は、15〜20分と言われていますが、ちょうどそのくらいの時間で、筋出力は元に戻るといわれていますから、運動前のストレッチは、せめて運動15分前には終えておく事が望ましいといえます。
お忘れなく。





たまには漫画でも

友人にすすめられて「鋼の錬金術師」を読みました。
まだ1巻だけですけど・・・

読み始めた序盤で、思わず納得の内容がありましたので・・・



大人一人分として計算した場合の人体の構成成分

水35リットル
炭素20kg
アンモニア4リットル
石灰1.5kg
リン800g
塩分250g
硝石100g
イオウ80g
フッ素7.5g
鉄5g
ケイ素3g
その他少量の15の元素

今の科学ではここまで判っているのに実際に人体錬成に成功した例は報告されていません。

ちなみに、この成分材料は、市場に行けば子供の小遣いでも全部買えてしまうものばかり。



人間が人間として存在することって、あらためて不思議なことだなーと思わず感じてしまいました。

ありきたりですけど、生命の神秘というか、なんというか・・・



たまには漫画もいいかも。







〜骨と関節に関する調査〜8 割以上が痛みを自覚

全国の40歳以上の男女を対象としたアンケートで、股関節、膝関節、腰、足の骨に「痛みがある」「不安がある」と答えた方が、なんと81.7%も・・・
その中で、医療機関に行った人は全体の17.9%で、63.8%は治療せず痛みを我慢していたり、不安を覚えながらも放置しているそうです。

未治療の理由としては、36.7%が「詳しい治療方法を知らない」と回答しているようで、半数が「関節の痛みは治療しても完治しない」とあきらめているとは・・・



〜骨と関節に関する調査〜
8 割以上が痛みを自覚

日本ストライカー(株)(東京都)は,全国の40歳以上の男女を対象として骨と関節に関するアンケートを実施した。それによると,8 割以上が足腰に痛みを抱え,階段の昇り降りやものを持ち上げるといった日常の動作に不都合を感じていた。また,全体の14%が最近 1 年以内に転倒を経験するなど,社会の高齢化が進む状況下,今後に懸念を残すデータが導かれた。

64%は治療せずに放置
 この調査は人工関節関連の製品を開発・販売する日本ストライカーが「骨と関節の日」(10月 8 日)を前に,40歳以上の男女を対象に腰や膝など骨と関節に関するインターネット意識調査を行ったもの。312人が回答した。
 それによると,股関節,膝関節,腰,足の骨に「痛みがある」,「不安がある」比率は81.7%に及んだ。しかし,医療機関に行った人は全体の17.9%にすぎず,63.8%は治療せず痛みを我慢したり,不安を覚えながらも放置していた。年齢階層別では,そうした傾向は40歳代で特に強く,37.7%の人が未治療のまま股関節,膝関節,あるいは腰や足の骨の痛みや不安を我慢していた。
 未治療の理由としては,36.7%が「詳しい治療方法を知らない」と回答し,半数が「関節の痛みは治療しても完治しない」とあきらめていた。

14%が過去 1 年以内に転倒経験
 一方,過去1年間に転倒した経験を持つ率は全体で14.1%で,50歳代で最も多かった。転倒した状況としては,自宅や駅の階段の踏み外し,段差でのつまずき,歩行中(の足のもつれ)と,日常のありふれた状況での発生が多かった。また,痛みが原因で不都合に感じていることとしては,階段の昇降時(51.4%),ものを持ち上げる動作(42.7%),横になったり,起き上がったりするとき(33.3%)などであった。
 日本整形外科学会が最近提唱している「運動器不安定症」は,高齢化により,バランス能力および移動歩行能力の低下が生じ,閉じこもり,転倒リスクが高まった状態を指すが,今回のアンケートはその潜在的な患者の広がりをあらためて裏づける結果となったと言える。
[Medical Tribune 2007年10月25日 (VOL.40 NO.43) p.62]



痛みがあっても、我慢している
      ↓
  詳しい治療法を知らない
      ↓
    そのまま放置
      ↓
    症状の悪化
      ↓
   さらに我慢を続ける

こんな悪循環では、よくなるものもよくなる訳がありませんよね。

関節などの痛みに対する効果的な治療法は、必ずしも一つではなく、多くの方法があります。
ひと口に関節の痛みと言っても、その状態はさまざまですから、治療の選択肢を多く知っておく必要があると思います。
どんな治療法も万能ではありませんから、得手不得手が少なからずありますから、最適な治療法を選択できるためにも、治療の選択肢の幅を広げられるよう、情報提供を広く行っていかないといけませんよね。


祝!『たんぽぽ通信』30号

当院では、ご来院いただいた方に毎月、『たんぽぽ通信』(通称:ぽぽ通 )をお渡ししております。

この「ぽぽ通」、気づいてみたら今月号で「第30号」となりました。

2005年の6月からスタートして、毎月、健康関連の気になるニュースやお家で出来る簡単エクササイズの紹介、ちょっと専門的な「ゆがみと筋肉由来の痛み」についてなど、役立つ情報を提供したいなーという思いで発行してまいりました。

よくぞ2年半も続けてきたものだと、自分ひとりで感慨にふけっているところです。

そんな中、もうちょっとだけ頑張っちゃおうかなという気持ちになってしまったものですから、「第30号」を勝手にを記念して、今月号より表と裏の両面形式にボリュームアップしてしまいました。

これまで以上に充実した内容でお届けしていくつもり・・・でおります。

ご来院の方々は是非、これからもご一読くださいますようよろしくお願いいたします。

また、待合室には、お待ちいただく時間でもご覧頂けるよう、第一号から最新号までのファイルもご用意しておりますが、バックナンバーをご希望の方はお気軽にお申し付けくださいね。