6月も終わり。
ここ数日は、晴れの日も多く、梅雨時期であることを忘れてしまうようでしたが、今日は夕方から雨がぱらつきました。
こういう天候の時に限って疼くんですよね、古傷って。
古傷って、受傷したときの痛みの記憶なのでしょうかね。
天候によって、白血球バランスも変化しますから、それが引き金になるのでしょうが、こういう記憶は、リセットしたいものですね。
神経的なリセット、細胞レベルでのリセット、様々に方法はありますが、私個人的としては、もう少し技術や知識を深めて、経験をつんでいきたいなーと思っているテーマです。
6月も終わりです
アキレス腱痛に・・・
やはり動かすべきなんですね。
本日の注目記事より。
アキレス腱痛に階段トレーニング
毛細管血流量の低下で疼痛軽減
〔独ハノーバー〕 ハノーバー医科大学外傷外科のKarsten Knobloch博士は,アキレス腱痛に伴う痛みを除去するためのユニークで簡単な筋肉トレーニング法について本紙に解説した。このトレーニングは階段さえあればどこでも実施可能であるが,筋肉の激しい凝りを生じることが唯一の難点であるという。
疼痛部位の毛細管血流が亢進
アキレス腱は多くのスポーツマンにとっての泣き所である。例えば,昨年のケルンマラソンでは,ほぼ 5 人に 1 人のランナーがアキレス腱の痛みを訴えていた。しかし,スポーツをしていなくても,特に高齢者ではアキレス腱に痛みを生じることがある。その多くは,腱付着部症または腱中央部における腱症で,踵骨隆起におけるアキレス腱の付着部から 2 〜 6cm近位に痛みを生じる。Knobloch博士らが行った研究から,このような病変では,肥厚して痛みを伴う部位の深部毛細管の血流量が,健常な腱と比べて最大で約50%上昇していることが明らかになった(American Journal of Sports Medicine 2006; 34: 92-97)。
さらに,約60例の患者を対象とした研究では,自宅の階段で行う簡単なトレーニングにより,2 週間以内に深部毛細管血流量がほぼ半減し,痛みが40%以上緩和された。
このトレーニング法では,まず階段上で 2 秒間,素足で爪先立ちし,次いで 2 秒間,踵を階段面より下に下げる。この一連の動作を15回繰り返し,これを毎日 3 セット行う。慣れれば,この訓練を片足ずつ交互に行えるようになる。ただし,特に最初の 2 週間はかなり激しい筋肉の凝りを生じることが多いため,患者には忍耐が必要とされる。
Medical Tribune[2006年6月22,29日 (VOL.39 NO.25,26) p.07]
患部の毛細血管血流量の上昇が、2週間のエクササイズでほぼ半減。
運動すると、血流量が上昇するのでは?というのは短絡的??
きっと、異常に上昇した血流量の調整にも、運動が役立つということなのでしょうね。
本日の注目記事より。
アキレス腱痛に階段トレーニング
毛細管血流量の低下で疼痛軽減
〔独ハノーバー〕 ハノーバー医科大学外傷外科のKarsten Knobloch博士は,アキレス腱痛に伴う痛みを除去するためのユニークで簡単な筋肉トレーニング法について本紙に解説した。このトレーニングは階段さえあればどこでも実施可能であるが,筋肉の激しい凝りを生じることが唯一の難点であるという。
疼痛部位の毛細管血流が亢進
アキレス腱は多くのスポーツマンにとっての泣き所である。例えば,昨年のケルンマラソンでは,ほぼ 5 人に 1 人のランナーがアキレス腱の痛みを訴えていた。しかし,スポーツをしていなくても,特に高齢者ではアキレス腱に痛みを生じることがある。その多くは,腱付着部症または腱中央部における腱症で,踵骨隆起におけるアキレス腱の付着部から 2 〜 6cm近位に痛みを生じる。Knobloch博士らが行った研究から,このような病変では,肥厚して痛みを伴う部位の深部毛細管の血流量が,健常な腱と比べて最大で約50%上昇していることが明らかになった(American Journal of Sports Medicine 2006; 34: 92-97)。
さらに,約60例の患者を対象とした研究では,自宅の階段で行う簡単なトレーニングにより,2 週間以内に深部毛細管血流量がほぼ半減し,痛みが40%以上緩和された。
このトレーニング法では,まず階段上で 2 秒間,素足で爪先立ちし,次いで 2 秒間,踵を階段面より下に下げる。この一連の動作を15回繰り返し,これを毎日 3 セット行う。慣れれば,この訓練を片足ずつ交互に行えるようになる。ただし,特に最初の 2 週間はかなり激しい筋肉の凝りを生じることが多いため,患者には忍耐が必要とされる。
Medical Tribune[2006年6月22,29日 (VOL.39 NO.25,26) p.07]
患部の毛細血管血流量の上昇が、2週間のエクササイズでほぼ半減。
運動すると、血流量が上昇するのでは?というのは短絡的??
きっと、異常に上昇した血流量の調整にも、運動が役立つということなのでしょうね。
急性腰痛になったら
腰などが急に強い痛みに襲われ、動かさないように安静にしていると、かえって痛みが強くなったりした経験はありませんか。
そして、症状がしつこく長引いてしまった経験はありませんか。
過保護すぎるほどの安静は、痛みを強くしたり、長引かせたりもします。
動かさないと症状が悪化し、長引いてしまうその理由は・・・
これは、背骨などの関節のゆがみ、つまり関節制限によって引き起こされる現象で、「侵害刺激の入力の増大と、圧・動き刺激の入力の減少」と解釈されています。
発生した痛みの原因が、損傷からくる物理的な痛み、それに伴う炎症からくる化学的な痛みなど何であれ、これらはすべて「侵害刺激の入力の増大」をもたらします。
どんな原因であれ、ある痛みが発生すると、患部の筋肉の緊張は増します。
これによって筋肉由来の痛みも加わります。筋肉が緊張を増すと、血流も低下します。すると虚血性の疼痛が生じます。
こうして痛みは二重三重に増幅します。
血流の低下が進むと、患部の治りも悪くなり、筋緊張も持続します。
この結果、「痛みの悪循環」は引き起こされ、痛みの増大と慢性化が始まり、「侵害刺激の入力の増大」に拍車がかかるのです。
痛みをきっかけにした「侵害刺激の入力の増大」は、痛みの増大にとどまらず、いわゆる不定愁訴にまで発展していくんですね。
最初はちょっとした「痛み」であっても、残しておくとどこまでも発展してしまうので、早期の痛みの解消が重要ということにもつながっていくんです。
しかし、
「どこかを傷めてしまった」
これ自体は不可抗力的なものもあるでしょうから、そこで生じる「痛み」そのものはある程度は仕様がない部分もあるんですが、問題はその次なんです。
加齢に伴って、あるいは運動不足によって、人の身体は柔軟性を失っていきます。
柔軟性を失った身体は、ちょっとの拍子で傷めやすくなります。
すると痛みが生じます。
痛むと動きたくなくなるので、動かさないようになります。
結果、受傷部位付近の背骨や骨盤の関節が不動化します。
するとその周囲の筋群が、緊張を増したり、短縮したりなどといった状態に陥り、これがまた関節の不動化に拍車をかけます。
こうして「動かさない」から「動かない」へと進行していきます。
このような関節の不動化は、その周囲付近の組織からの圧・動き刺激の入力の減少をもたらすと考えられています。
すると、困るんです。
通常は、身体のあちらこちらでおこる「痛み」の感覚に対して、脊髄レベルでそれを適切な「圧・動き刺激の入力」によって抑制し、必要以上の「痛み」を脳では感覚しないで済むよう作用しています。
これが関節の不動化が起こることによって、抑制が効かなくなり、「痛み情報」の入力は増すばかりとなります。
ただでさえ侵害刺激が増しているところへもってきて、それを抑える役目を担う圧・動き刺激が入ってこないのでは、身体情報としては過剰なほど「痛み感覚」は脳へ入力されていきます。
見る見るうちに悪循環。
このように急性の腰痛を考えると、睡眠後に症状の悪化を引き起こしたり、安静にしてすごした後の動き出し(トイレに行くために身体を起こす、体勢を変える・・・など)といった際の困難さは、十分に理解することが出来ますね。
動かさないことで、症状は強く、長引いていくんですから。
身体を正常に機能させるには、関節がきちんと動いて、「圧・動き刺激の入力」が適切に行えているかが鍵になります。
不動化された関節があっては、あまりよろしくないのです。
痛みの結果として動かさなくなる、日ごろの運動不足で身体が固くなる・・・など「動かさない」、「動かない」といった状態は症状の長期化、慢性化や様々な不定愁訴の出現などの要因となりうるものですから、注意したいものですね。
過剰な侵害刺激と、過少な圧・動き刺激。
この悪循環で痛みは増すし、筋肉は緊張しまくるし、うまく動けなくて日常生活に支障をきたす、おまけにワケのわかんない不定愁訴まで招くなどなど、どうしようもなくなってくるんです。
これが私達がいうところの「関節のゆがみ」がもたらす不調・症状の本質なのです。
この悪循環を背骨などの関節を調整すると、不調がよくなっていくのもうなずけますよね。
繰り返しになりますが、急性の腰痛に襲われてしまった時に、どういう対応が望ましいかというと、無理をせず「動かすこと」なんですよね。
言い換えると「圧・動き刺激の入力 」を適時、行うこと。
このとき注意したいのが、痛いのを無理して行うことは絶対に避けるということ。
微小であれ、損傷の可能性があるので、それを無理して動かすことで、悪化させることは本末転倒ですから。
動かす方向は、痛みを感じない方向。
それも痛みを感じない動きの範囲で。
腰を曲げると痛くて、ねじることが大丈夫なら、痛みを感じない範囲でねじる。
そうすることで、その脊髄レベルへの「圧・動き刺激の入力 」がなされ、痛みの抑制にもつながります。
動きの方向は、アバウトでOK。少し反らし加減で、左に倒しながら右にねじる・・・なんていう動かし方でもいいんです、この場合。
「痛くない限りあらゆる方向」というのが、ポイントなのです。
そうすることで、痛みの抑制も起こるし、関節の不動化に伴うさまざまな悪循環もストップさせられます。
動かさない間に圧・動き刺激の入力減少がより顕著になって症状が進行するのです。
痛みを感じない範囲で、あるいは痛くない方向には積極的に動かす、これがポイントです。
・・注意・・
もし、あらゆる姿勢において、それは立っていても、座っていても、横向き寝、仰向け寝、うつ伏せなど、安静にしている状態であっても、ズキズキとした痛みを変わらずに感じていたり、動かせる方向が全くないという場合には、内蔵疾患からの痛みであることもありますので、その時は至急、専門医へ。
そして、症状がしつこく長引いてしまった経験はありませんか。
過保護すぎるほどの安静は、痛みを強くしたり、長引かせたりもします。
動かさないと症状が悪化し、長引いてしまうその理由は・・・
これは、背骨などの関節のゆがみ、つまり関節制限によって引き起こされる現象で、「侵害刺激の入力の増大と、圧・動き刺激の入力の減少」と解釈されています。
発生した痛みの原因が、損傷からくる物理的な痛み、それに伴う炎症からくる化学的な痛みなど何であれ、これらはすべて「侵害刺激の入力の増大」をもたらします。
どんな原因であれ、ある痛みが発生すると、患部の筋肉の緊張は増します。
これによって筋肉由来の痛みも加わります。筋肉が緊張を増すと、血流も低下します。すると虚血性の疼痛が生じます。
こうして痛みは二重三重に増幅します。
血流の低下が進むと、患部の治りも悪くなり、筋緊張も持続します。
この結果、「痛みの悪循環」は引き起こされ、痛みの増大と慢性化が始まり、「侵害刺激の入力の増大」に拍車がかかるのです。
痛みをきっかけにした「侵害刺激の入力の増大」は、痛みの増大にとどまらず、いわゆる不定愁訴にまで発展していくんですね。
最初はちょっとした「痛み」であっても、残しておくとどこまでも発展してしまうので、早期の痛みの解消が重要ということにもつながっていくんです。
しかし、
「どこかを傷めてしまった」
これ自体は不可抗力的なものもあるでしょうから、そこで生じる「痛み」そのものはある程度は仕様がない部分もあるんですが、問題はその次なんです。
加齢に伴って、あるいは運動不足によって、人の身体は柔軟性を失っていきます。
柔軟性を失った身体は、ちょっとの拍子で傷めやすくなります。
すると痛みが生じます。
痛むと動きたくなくなるので、動かさないようになります。
結果、受傷部位付近の背骨や骨盤の関節が不動化します。
するとその周囲の筋群が、緊張を増したり、短縮したりなどといった状態に陥り、これがまた関節の不動化に拍車をかけます。
こうして「動かさない」から「動かない」へと進行していきます。
このような関節の不動化は、その周囲付近の組織からの圧・動き刺激の入力の減少をもたらすと考えられています。
すると、困るんです。
通常は、身体のあちらこちらでおこる「痛み」の感覚に対して、脊髄レベルでそれを適切な「圧・動き刺激の入力」によって抑制し、必要以上の「痛み」を脳では感覚しないで済むよう作用しています。
これが関節の不動化が起こることによって、抑制が効かなくなり、「痛み情報」の入力は増すばかりとなります。
ただでさえ侵害刺激が増しているところへもってきて、それを抑える役目を担う圧・動き刺激が入ってこないのでは、身体情報としては過剰なほど「痛み感覚」は脳へ入力されていきます。
見る見るうちに悪循環。
このように急性の腰痛を考えると、睡眠後に症状の悪化を引き起こしたり、安静にしてすごした後の動き出し(トイレに行くために身体を起こす、体勢を変える・・・など)といった際の困難さは、十分に理解することが出来ますね。
動かさないことで、症状は強く、長引いていくんですから。
身体を正常に機能させるには、関節がきちんと動いて、「圧・動き刺激の入力」が適切に行えているかが鍵になります。
不動化された関節があっては、あまりよろしくないのです。
痛みの結果として動かさなくなる、日ごろの運動不足で身体が固くなる・・・など「動かさない」、「動かない」といった状態は症状の長期化、慢性化や様々な不定愁訴の出現などの要因となりうるものですから、注意したいものですね。
過剰な侵害刺激と、過少な圧・動き刺激。
この悪循環で痛みは増すし、筋肉は緊張しまくるし、うまく動けなくて日常生活に支障をきたす、おまけにワケのわかんない不定愁訴まで招くなどなど、どうしようもなくなってくるんです。
これが私達がいうところの「関節のゆがみ」がもたらす不調・症状の本質なのです。
この悪循環を背骨などの関節を調整すると、不調がよくなっていくのもうなずけますよね。
繰り返しになりますが、急性の腰痛に襲われてしまった時に、どういう対応が望ましいかというと、無理をせず「動かすこと」なんですよね。
言い換えると「圧・動き刺激の入力 」を適時、行うこと。
このとき注意したいのが、痛いのを無理して行うことは絶対に避けるということ。
微小であれ、損傷の可能性があるので、それを無理して動かすことで、悪化させることは本末転倒ですから。
動かす方向は、痛みを感じない方向。
それも痛みを感じない動きの範囲で。
腰を曲げると痛くて、ねじることが大丈夫なら、痛みを感じない範囲でねじる。
そうすることで、その脊髄レベルへの「圧・動き刺激の入力 」がなされ、痛みの抑制にもつながります。
動きの方向は、アバウトでOK。少し反らし加減で、左に倒しながら右にねじる・・・なんていう動かし方でもいいんです、この場合。
「痛くない限りあらゆる方向」というのが、ポイントなのです。
そうすることで、痛みの抑制も起こるし、関節の不動化に伴うさまざまな悪循環もストップさせられます。
動かさない間に圧・動き刺激の入力減少がより顕著になって症状が進行するのです。
痛みを感じない範囲で、あるいは痛くない方向には積極的に動かす、これがポイントです。
・・注意・・
もし、あらゆる姿勢において、それは立っていても、座っていても、横向き寝、仰向け寝、うつ伏せなど、安静にしている状態であっても、ズキズキとした痛みを変わらずに感じていたり、動かせる方向が全くないという場合には、内蔵疾患からの痛みであることもありますので、その時は至急、専門医へ。
股関節骨折が世界的に大発生の兆し
昨日、股関節についてつぶやきましたが、股関節がらみでの注目記事。
股関節骨折が世界的に大発生の兆し
加齢による骨粗鬆(しょう)症の増加に伴い、世界的に股関節骨折がまん延する危機が迫っているという見解が英医学誌「Lancet」6月17日号に掲載された。オーストラリア王立ノースショア病院のPhilip Sambrook博士および英サウサンプトン大学のCyrus Cooper氏らによると、発症率が変わらなければ2050年には世界で630万人が股関節骨折を来すと推定され、仮に発症率が毎年1%増大すれば、2050年には患者数は820万人に上る。
しかし適切な予防策をとれば、この傾向を覆すことができるという。米ニューヨーク大学関節疾患専門病院のJoseph Fetto博士によると、体内のカルシウム量は比較的若い時期(20歳代)にピークに達することがわかっており、現在の若年層が食事や栄養補助食品(サプリメント)からカルシウム、マグネシウム、亜鉛およびビタミンDを十分に摂取すれば、股関節骨折のまん延を防ぐことができると考えられる。
骨粗鬆症による骨折の治療コストは安くはない。1997年の全世界での股関節骨折の治療費用は、推定で1,315億ドル(約15兆円)に上った。より最近の数値では、米国で年間200億ドル(約2兆3,000億円)、欧州連合(EU)諸国で300億ドル(約3兆4,500億円)と推定されている。これは入院や股関節置換術による部分が大きく、Fetto氏によると、米国で毎年25万〜30万例の股関節置換術が実施され、年間約150万例の股関節骨折が治療されているという。
この数は、薬剤による骨量低下予防などの代替治療を利用すれば減少可能という専門家の指摘もあり、また、小さな骨折を迅速に治療すれば大きな骨折リスクを減少できるという。米国整形外科学会(AAOS)などの医療団体は現在、小さな骨折への迅速な治療を徹底するためのプログラムを作成中とのこと。
[2006年6月16日/HealthDayNews]
年齢を重ねてからの、股関節骨折は、寝たきりの危険性にもつながります。
大切なのは、丈夫な骨を作って骨粗鬆症を防ぐこと。
そして、若いうちから柔軟な身体をつくり、保つこと。
これですね。
股関節骨折が世界的に大発生の兆し
加齢による骨粗鬆(しょう)症の増加に伴い、世界的に股関節骨折がまん延する危機が迫っているという見解が英医学誌「Lancet」6月17日号に掲載された。オーストラリア王立ノースショア病院のPhilip Sambrook博士および英サウサンプトン大学のCyrus Cooper氏らによると、発症率が変わらなければ2050年には世界で630万人が股関節骨折を来すと推定され、仮に発症率が毎年1%増大すれば、2050年には患者数は820万人に上る。
しかし適切な予防策をとれば、この傾向を覆すことができるという。米ニューヨーク大学関節疾患専門病院のJoseph Fetto博士によると、体内のカルシウム量は比較的若い時期(20歳代)にピークに達することがわかっており、現在の若年層が食事や栄養補助食品(サプリメント)からカルシウム、マグネシウム、亜鉛およびビタミンDを十分に摂取すれば、股関節骨折のまん延を防ぐことができると考えられる。
骨粗鬆症による骨折の治療コストは安くはない。1997年の全世界での股関節骨折の治療費用は、推定で1,315億ドル(約15兆円)に上った。より最近の数値では、米国で年間200億ドル(約2兆3,000億円)、欧州連合(EU)諸国で300億ドル(約3兆4,500億円)と推定されている。これは入院や股関節置換術による部分が大きく、Fetto氏によると、米国で毎年25万〜30万例の股関節置換術が実施され、年間約150万例の股関節骨折が治療されているという。
この数は、薬剤による骨量低下予防などの代替治療を利用すれば減少可能という専門家の指摘もあり、また、小さな骨折を迅速に治療すれば大きな骨折リスクを減少できるという。米国整形外科学会(AAOS)などの医療団体は現在、小さな骨折への迅速な治療を徹底するためのプログラムを作成中とのこと。
[2006年6月16日/HealthDayNews]
年齢を重ねてからの、股関節骨折は、寝たきりの危険性にもつながります。
大切なのは、丈夫な骨を作って骨粗鬆症を防ぐこと。
そして、若いうちから柔軟な身体をつくり、保つこと。
これですね。
股関節
骨盤のゆがみが話題に上ることが多くなってきた昨今、いい骨盤バランスと姿勢を作るために重要にになるのが、「股関節の柔軟性」です。
股関節の柔軟性が減少している場合、例えば、
階段を上る時などに、脚が上がらず、腰を折るように前屈みになる
しゃがむときに腰が落ちずに背中を丸めるようにする
などの姿勢が多く見られます。
このような姿勢は、腰や膝に負担がかかるということは一目瞭然。
これを知らず知らずのうちに習慣にしてしまうと、足が上がらずにつまずきやすくなったり、膝を傷めたり、腰痛の引き金になったりもします。
逆に股関節が柔軟に使えると、背筋がうまく使えるようになったり、膝や腰の負担が減るというメリットにもなります。
股関節の運動とは、基本的に、足を前に上げる、後ろに上げる、足を開く、閉じる、内またにする、がに股にする、といったものがあり、日常生活の中では、この可動域の何割かしか使っていません。
使っていなければ、錆び付いて、固まってしまうのも当然。
固くなった股関節のまま、いきなり運動を始めても、それは腰や膝などへの過剰な負担となります。
運動不足で何か運動でも・・・という方は、手始めに股関節の柔軟性の回復から取り掛かってみてはいかがでしょう。
股関節の柔軟性が減少している場合、例えば、
階段を上る時などに、脚が上がらず、腰を折るように前屈みになる
しゃがむときに腰が落ちずに背中を丸めるようにする
などの姿勢が多く見られます。
このような姿勢は、腰や膝に負担がかかるということは一目瞭然。
これを知らず知らずのうちに習慣にしてしまうと、足が上がらずにつまずきやすくなったり、膝を傷めたり、腰痛の引き金になったりもします。
逆に股関節が柔軟に使えると、背筋がうまく使えるようになったり、膝や腰の負担が減るというメリットにもなります。
股関節の運動とは、基本的に、足を前に上げる、後ろに上げる、足を開く、閉じる、内またにする、がに股にする、といったものがあり、日常生活の中では、この可動域の何割かしか使っていません。
使っていなければ、錆び付いて、固まってしまうのも当然。
固くなった股関節のまま、いきなり運動を始めても、それは腰や膝などへの過剰な負担となります。
運動不足で何か運動でも・・・という方は、手始めに股関節の柔軟性の回復から取り掛かってみてはいかがでしょう。
敗退
残念ながら、1−4で敗戦。
実力差を見せ付けられた感じでしたね。
前回が地元開催ということもあってか、出来すぎだったとはいえ、今回は、力が抜けてしまうような、後味の悪い結果となる試合が続きました。
個人的には、小野や小笠原の活躍を期待していましたが、不完全燃焼のようでした。
確実に日本代表のレベルは上がっているとは思うのですが、世界のトップとの差は、どれぐらいすると埋まっていくのでしょうね。
実力差を見せ付けられた感じでしたね。
前回が地元開催ということもあってか、出来すぎだったとはいえ、今回は、力が抜けてしまうような、後味の悪い結果となる試合が続きました。
個人的には、小野や小笠原の活躍を期待していましたが、不完全燃焼のようでした。
確実に日本代表のレベルは上がっているとは思うのですが、世界のトップとの差は、どれぐらいすると埋まっていくのでしょうね。
関節調整が効く理由
背骨や骨盤などの関節調整が「効く」理由は、今日では様々な研究で明らかになっています。
昔は、「ボキボキと背骨などの関節を矯正することによって、ズレた骨が元に戻るため」などと説明されてきましたが、これは、誤った認識となります。
「ズレた関節を元に戻す」という操作ではなく、「不調のある関節(ゆがみのある関節)に刺激を入れること」そのものが身体にとって有効性があるのです。
通常、痛みを伝えるのは、細くて伝道速度の遅い神経線維です。
そして、固有受容器とよばれる関節のセンサーからの情報伝達に代表されるような、太くて伝導速度の速い神経線維は、何事もないときには、この痛みを伝える神経線維のはたらきを抑制しています。
身体の関節(背骨にある椎間関節、骨盤の仙腸関節、肘、膝など)には、関節の状態についての情報を感知するセンサーが存在します。
このセンサーを固有受容器といいますが、このセンサーは、関節が、現在どのような状態にあるかを脳へ送ります。
関節が曲がっている状態なのか、伸びている状態なのか、それはどれぐらいの曲がり方(伸び方)なのか、関節への体重のかかり方はどの程度なのか・・・などなど。
関節の状態が正常であれば、センサーから太い神経線維を伝わって、絶えず脳へ情報が送られていますから、必要以上の痛みの感覚は抑制されているのです。
ところが、関節の可動性減少など、何らかの理由で太い伝導速度の速い神経線維のはたらきが低下すると、痛みの線維の抑制が低下して、より強く感じられるようになるのです。
その増幅された痛みの感覚により、様々に痛みの悪循環が起こり、慢性的なものへと移行しやすくなります。
関節に対して、素早い“トン”という刺激を入力すると、関節のセンサーに作用し、太い神経線維のはたらきを整えます。
したがって、背骨などの関節へのアプローチは、太くて伝導速度の速い神経線維のはたらきを正常に戻して、痛みの線維の抑制を回復させることになります。
背骨などの関節へのアプローチは、単に関節の状態を整えるだけではなく、神経系の調整を行っているということがいえるのです。
また、関節へ可動域を広げるような高速の刺激を入力した場合には、関節内にある滑液(かつえき)の一部が気化します。
その際、発生する音がいわゆる「ボキ」という音ですが、これは、シャンパンなどの栓を開けた途端に鳴る「ポン」という音の発生と同じ現象です。
関節は通常は負の圧力下にあり(関節を構成する骨同士を引き寄せあう圧力)、それにより関節部に強靭な安定性が保たれています。
関節に刺激を入力し、高速に動かされると関節は空隙化といわれる状態になります。この空隙化が起こるとき、実際的に4つの効果があげられます。
1、関節の可動性が大きくなります。ガスが関節の中心に移動し蓄積されるにつれて、突然「ポキ」とはじける音がする。これによって関節は負の圧力を失います。その結果、 圧力の欠如により、関節内の可動性が大きくなります。これにより、可動性の減少という関節そのものの不調を改善します。
2、負の圧力がなくなると関節が広くなり、筋肉に反応が起こります。
その結果、関節内のスペースが大きくなり、それに伴って周囲の筋肉をリラックスさせる効果があります。この効果は、緊張している筋肉をリラックスさせ、関節と筋肉との関係性を適切な関係へと導きます。
3、神経に反応が起こります。
身体の関節には、関節の状態についての情報を感知するセンサーが存在することは説明したとおりですが、瞬間的に関節内のスペースが広がると、これらのセンサーは一般に強く興奮します。この興奮により、脳に送るセンサーからの情報が極端に多くなり、脳や脊髄への痛みの情報伝達が阻害されます。これは、メルザックとウォールの「ゲート・コントロールメカニズム」として良く知られる現象です。
これにより痛みの信号はブロックされ、軽減されます。
4、自律神経にも反応が起こります。
適切に行われた関節に対する操作が、自律神経系を介した反射作用で患部への血流の増大などを起こすことを証明する研究結果が数多く報告されています。
背骨や骨盤などへの刺激の入力が、自律神経のバランスの改善にも有効といえます。
一部、内臓疾患に対する関節調整の好影響の多くも、同様の自律神経系の反射作用によるものと考えられています。
まとめると・・・
関節の調整によって
神経の働きを整える
神経系の反応を利用した鎮痛システムの作動
関節可動性の改善
筋のリラックス
血流改善
自律神経バランスの改善
などの効果が期待できます。
その結果、ゆがみによる悪循環を断ち切り、健康へと導かれるのです。
昔は、「ボキボキと背骨などの関節を矯正することによって、ズレた骨が元に戻るため」などと説明されてきましたが、これは、誤った認識となります。
「ズレた関節を元に戻す」という操作ではなく、「不調のある関節(ゆがみのある関節)に刺激を入れること」そのものが身体にとって有効性があるのです。
通常、痛みを伝えるのは、細くて伝道速度の遅い神経線維です。
そして、固有受容器とよばれる関節のセンサーからの情報伝達に代表されるような、太くて伝導速度の速い神経線維は、何事もないときには、この痛みを伝える神経線維のはたらきを抑制しています。
身体の関節(背骨にある椎間関節、骨盤の仙腸関節、肘、膝など)には、関節の状態についての情報を感知するセンサーが存在します。
このセンサーを固有受容器といいますが、このセンサーは、関節が、現在どのような状態にあるかを脳へ送ります。
関節が曲がっている状態なのか、伸びている状態なのか、それはどれぐらいの曲がり方(伸び方)なのか、関節への体重のかかり方はどの程度なのか・・・などなど。
関節の状態が正常であれば、センサーから太い神経線維を伝わって、絶えず脳へ情報が送られていますから、必要以上の痛みの感覚は抑制されているのです。
ところが、関節の可動性減少など、何らかの理由で太い伝導速度の速い神経線維のはたらきが低下すると、痛みの線維の抑制が低下して、より強く感じられるようになるのです。
その増幅された痛みの感覚により、様々に痛みの悪循環が起こり、慢性的なものへと移行しやすくなります。
関節に対して、素早い“トン”という刺激を入力すると、関節のセンサーに作用し、太い神経線維のはたらきを整えます。
したがって、背骨などの関節へのアプローチは、太くて伝導速度の速い神経線維のはたらきを正常に戻して、痛みの線維の抑制を回復させることになります。
背骨などの関節へのアプローチは、単に関節の状態を整えるだけではなく、神経系の調整を行っているということがいえるのです。
また、関節へ可動域を広げるような高速の刺激を入力した場合には、関節内にある滑液(かつえき)の一部が気化します。
その際、発生する音がいわゆる「ボキ」という音ですが、これは、シャンパンなどの栓を開けた途端に鳴る「ポン」という音の発生と同じ現象です。
関節は通常は負の圧力下にあり(関節を構成する骨同士を引き寄せあう圧力)、それにより関節部に強靭な安定性が保たれています。
関節に刺激を入力し、高速に動かされると関節は空隙化といわれる状態になります。この空隙化が起こるとき、実際的に4つの効果があげられます。
1、関節の可動性が大きくなります。ガスが関節の中心に移動し蓄積されるにつれて、突然「ポキ」とはじける音がする。これによって関節は負の圧力を失います。その結果、 圧力の欠如により、関節内の可動性が大きくなります。これにより、可動性の減少という関節そのものの不調を改善します。
2、負の圧力がなくなると関節が広くなり、筋肉に反応が起こります。
その結果、関節内のスペースが大きくなり、それに伴って周囲の筋肉をリラックスさせる効果があります。この効果は、緊張している筋肉をリラックスさせ、関節と筋肉との関係性を適切な関係へと導きます。
3、神経に反応が起こります。
身体の関節には、関節の状態についての情報を感知するセンサーが存在することは説明したとおりですが、瞬間的に関節内のスペースが広がると、これらのセンサーは一般に強く興奮します。この興奮により、脳に送るセンサーからの情報が極端に多くなり、脳や脊髄への痛みの情報伝達が阻害されます。これは、メルザックとウォールの「ゲート・コントロールメカニズム」として良く知られる現象です。
これにより痛みの信号はブロックされ、軽減されます。
4、自律神経にも反応が起こります。
適切に行われた関節に対する操作が、自律神経系を介した反射作用で患部への血流の増大などを起こすことを証明する研究結果が数多く報告されています。
背骨や骨盤などへの刺激の入力が、自律神経のバランスの改善にも有効といえます。
一部、内臓疾患に対する関節調整の好影響の多くも、同様の自律神経系の反射作用によるものと考えられています。
まとめると・・・
関節の調整によって
神経の働きを整える
神経系の反応を利用した鎮痛システムの作動
関節可動性の改善
筋のリラックス
血流改善
自律神経バランスの改善
などの効果が期待できます。
その結果、ゆがみによる悪循環を断ち切り、健康へと導かれるのです。
慢性痛
当院に来院された方から、慢性的な痛みについての質問がありましたので、本日は痛みについてのつぶやき。
通常、痛みは急性痛と慢性痛とに分けられますが、痛みは痛覚受容器によって感知されます。
何らかの刺激で痛覚受容器が興奮し、その信号が脳に伝わることで、「痛み」を認識し、痛いと感じるわけです。
これが急性痛と呼ばれる範囲内での痛みについての見解です。
一方、慢性痛は、単純に長い期間痛みが続いている時を指すことが多いのですが、その場合に、上記のようなメカニズムでの痛み(急性痛)が長引いているというものと、痛みの発症メカニズムがまったく異なって起こっている痛みとがあるようなのです。
異なるメカニズムで起こっている痛みのことを「慢性痛症」と言ったりするそうなのですが、この場合、急性痛のような傷害部の痛覚受容器の興奮によって伝えられる痛みではなく、痛みの大元が治癒しているにもかかわらず痛みが起こっているという状態のようなのです。
どういうことかというと、慢性痛症で発生している痛みは、神経系に何らかの可塑的な変化が起こったことで発生しているのだそうです。
そして、それは強い痛みの持続や神経の傷害によって、起こるということが明らかになっています。
とかく、痛みが慢性化している場合でも、急性痛の延長のような認識でのみ、とらえられていることが多いのですが、慢性痛の場合、神経系のトラブルによる、急性期のそれとは別物のものになっていることもあるのです。
痛みが長く続いているという方で、一般に急性痛に効果のある消炎鎮痛剤が効かないという場合、それは、単なる急性痛が長引いているということではなく、慢性痛症と呼ばれる状態になっている可能性が・・・
ちなみに・・・
そんな時の痛み止めには、カイロや整体などによる神経的なアプローチも有効なんですよ。
通常、痛みは急性痛と慢性痛とに分けられますが、痛みは痛覚受容器によって感知されます。
何らかの刺激で痛覚受容器が興奮し、その信号が脳に伝わることで、「痛み」を認識し、痛いと感じるわけです。
これが急性痛と呼ばれる範囲内での痛みについての見解です。
一方、慢性痛は、単純に長い期間痛みが続いている時を指すことが多いのですが、その場合に、上記のようなメカニズムでの痛み(急性痛)が長引いているというものと、痛みの発症メカニズムがまったく異なって起こっている痛みとがあるようなのです。
異なるメカニズムで起こっている痛みのことを「慢性痛症」と言ったりするそうなのですが、この場合、急性痛のような傷害部の痛覚受容器の興奮によって伝えられる痛みではなく、痛みの大元が治癒しているにもかかわらず痛みが起こっているという状態のようなのです。
どういうことかというと、慢性痛症で発生している痛みは、神経系に何らかの可塑的な変化が起こったことで発生しているのだそうです。
そして、それは強い痛みの持続や神経の傷害によって、起こるということが明らかになっています。
とかく、痛みが慢性化している場合でも、急性痛の延長のような認識でのみ、とらえられていることが多いのですが、慢性痛の場合、神経系のトラブルによる、急性期のそれとは別物のものになっていることもあるのです。
痛みが長く続いているという方で、一般に急性痛に効果のある消炎鎮痛剤が効かないという場合、それは、単なる急性痛が長引いているということではなく、慢性痛症と呼ばれる状態になっている可能性が・・・
ちなみに・・・
そんな時の痛み止めには、カイロや整体などによる神経的なアプローチも有効なんですよ。
W杯観戦とストレス
W杯では、毎日熱戦が繰り広げられていますが、そんな中での注目記事より。
W杯観戦、チームが勝ってもやはり「ストレス」?
ひいきのチームが勝利を挙げるとファンは爽快な気分となり、高揚感に包まれるが、実はその場合でも身体は相当のストレスを感じている可能性がある。現在、イングランドの大学がW杯を観戦するファンを対象にこの研究を進めており、これまでのところ、これを裏付ける結果が出ているという。ロイター通信が報じた。
今回の実験を行なっているのはラフバラ大学。対象試合はイングランド戦で、被験者は試合中、心拍を測定されるほか、キックオフ、ハーフタイム、試合終了時点でそれぞれ唾液を採取される。過去の研究では、試合への興奮が不安に転じたり、パニックや心臓発作につながる例が数件報告されていたという。
研究班によると、開幕試合のパラグアイ戦を観戦したファンの心拍数は95から100と、平均値の70を軽く上回る結果に。また、唾液の分泌量は平均して通常の半分の量まで減っていたという。なお、ストレスを感じると、唾液の分泌量が減り口が渇くとのこと。この試合ではイングランドがオウンゴールで辛くも勝利を挙げている。
さて、現地時間15日に行なわれたトリニダード・トバゴ戦では、イングランドとトリニダード・トバゴを応援するファンが10名ずつロンドンの研究室に集められ、プロジェクターで壁に映写された試合を観戦した。当然ながら、集まったファンは大興奮。歓声を上げ、ジャンプし、声を限りにチームを応援したとのこと。試合はイングランドが土壇場で2得点を挙げ、勝利をつかんでいる。
しかし、この勝利にもイングランドサポーターからは、「イングランドお決まりのパターン。期待させるだけさせといて、あのパフォーマンス」「あの坊や(ルーニーのこと)に頼っちゃいけなかったんだ。もうイライラさせられたよ」などと、図らずも研究班の仮説を支持する声が寄せられていた。
「ビール片手にW杯を見ることが最高の楽しみ」と考えている人は、ほかのリラックス方法を考えた方がよいかもしれない。
2006年6月17日(土) 18時49分 ISM
確かに、日本―オーストラリア戦の観戦中は、心臓ドキドキで血圧も上昇しっぱなしという、まさしく交感神経優位の感じ。
逆転をゆるしたあとの虚脱感は、その反動から来る副交感神経モードでしたね。
まさしくストレスを感じたという状態。
「あの試合、勝っていれば、ストレスにならなかったのになー」というのは、この記事によると短絡的だったようですね。
一般にストレス源になるのはマイナス要因のみと誤解されがちですが、ストレスを提唱したセリエ博士は、よい影響を与えるストレスを「ユーストレス」、悪い影響を与えるものを「ディストレス」と区別しました。
明日のクロアチア戦。
試合展開も試合結果も「ユーストレス」となりますように。
W杯観戦、チームが勝ってもやはり「ストレス」?
ひいきのチームが勝利を挙げるとファンは爽快な気分となり、高揚感に包まれるが、実はその場合でも身体は相当のストレスを感じている可能性がある。現在、イングランドの大学がW杯を観戦するファンを対象にこの研究を進めており、これまでのところ、これを裏付ける結果が出ているという。ロイター通信が報じた。
今回の実験を行なっているのはラフバラ大学。対象試合はイングランド戦で、被験者は試合中、心拍を測定されるほか、キックオフ、ハーフタイム、試合終了時点でそれぞれ唾液を採取される。過去の研究では、試合への興奮が不安に転じたり、パニックや心臓発作につながる例が数件報告されていたという。
研究班によると、開幕試合のパラグアイ戦を観戦したファンの心拍数は95から100と、平均値の70を軽く上回る結果に。また、唾液の分泌量は平均して通常の半分の量まで減っていたという。なお、ストレスを感じると、唾液の分泌量が減り口が渇くとのこと。この試合ではイングランドがオウンゴールで辛くも勝利を挙げている。
さて、現地時間15日に行なわれたトリニダード・トバゴ戦では、イングランドとトリニダード・トバゴを応援するファンが10名ずつロンドンの研究室に集められ、プロジェクターで壁に映写された試合を観戦した。当然ながら、集まったファンは大興奮。歓声を上げ、ジャンプし、声を限りにチームを応援したとのこと。試合はイングランドが土壇場で2得点を挙げ、勝利をつかんでいる。
しかし、この勝利にもイングランドサポーターからは、「イングランドお決まりのパターン。期待させるだけさせといて、あのパフォーマンス」「あの坊や(ルーニーのこと)に頼っちゃいけなかったんだ。もうイライラさせられたよ」などと、図らずも研究班の仮説を支持する声が寄せられていた。
「ビール片手にW杯を見ることが最高の楽しみ」と考えている人は、ほかのリラックス方法を考えた方がよいかもしれない。
2006年6月17日(土) 18時49分 ISM
確かに、日本―オーストラリア戦の観戦中は、心臓ドキドキで血圧も上昇しっぱなしという、まさしく交感神経優位の感じ。
逆転をゆるしたあとの虚脱感は、その反動から来る副交感神経モードでしたね。
まさしくストレスを感じたという状態。
「あの試合、勝っていれば、ストレスにならなかったのになー」というのは、この記事によると短絡的だったようですね。
一般にストレス源になるのはマイナス要因のみと誤解されがちですが、ストレスを提唱したセリエ博士は、よい影響を与えるストレスを「ユーストレス」、悪い影響を与えるものを「ディストレス」と区別しました。
明日のクロアチア戦。
試合展開も試合結果も「ユーストレス」となりますように。
慢性腰痛に対する運動療法
本日の注目記事より
慢性腰痛に対する運動療法
腰痛は最も有訴率が高い症状の1つとされる。治療法としては,急性期には安静,薬物療法,物理療法などが行われ,亜急性期や慢性期には運動療法が中心となるのが一般的だ。従来,運動療法の効果は必ずしも明確でなかったが,最近の研究で有効性が実証されつつある。横浜市で開かれた第79回日本整形外科学会(会長=東京大学大学院整形外科学・中村耕三教授)では,シンポジウム「『運動器の10年』運動器リハビリテーションの検証(EBM)−腰痛に対する運動療法」(座長=国立身体障害者リハビリテーションセンター・岩谷力総長,自治医科大学整形外科・星野雄一教授)が持たれ,慢性腰痛の運動療法に関する国内外の最新の検証結果が示された。
〜わが国独自の腰痛QOL尺度JLEQ〜
高い信頼性,再現性示す
わが国独自の新しい腰痛特異的QOL尺度として,JLEQ(Japan Low-back pain Evaluation Questionnaire)が,日本整形外科学会・日本運動器リハビリテーション学会・日本臨床整形外科医会合同作業部会で開発され,その信頼性や再現性に関する解析結果が,同部会の赤居正美氏(国立身体障害者リハビリテーションセンター病院副院長)から報告された。
従来指標RDQと高い相関
アウトカム指標として従来,罹患率,死亡率などがおもに用いられてきた。しかし近年,QOLなど,患者側に立脚した主観的な評価指標が重視される傾向が強くなっている。包括的尺度として,例えばSF-36が知られているが,各疾患に特異的なQOL尺度も開発されつつある。腰痛に関しては,海外で開発されたRDQ(Roland-Morris Disability Questionnaire)が有名で,2003年には日本語版が作成されている。RDQは二択回答形式で,当てはまらない場合には回答を選択できないなど,問題点も指摘されている。
わが国で初めて開発された腰痛QOL尺度であるJLEQは,「この数日間の腰の痛み」 7 問,「この数日間の腰痛による生活上の問題点」17問,「この 1 か月間の状態」 6 問の計30の質問から成る。5 者択一の自己記入式で,各質問の回答を 0 〜 4 点でスコア化し,最高120点。高得点であるほど症状や愁訴が強い。
赤居氏らは今回,JLEQの信頼性,再現性を検討した。対象は,発症から 3 か月以上経過し,慢性腰痛を主訴とする20〜64歳の外来患者。まず,94例(平均年齢43.1歳)でRDQとの整合性,順位相関を解析し,次に101例(同42.1歳)を対象に,ベースライン時とパンフレットによる患者教育を行った 2 週間後に再現性などを評価した。
その結果,JLEQはRDQとの間で高い整合性(クロンバッハのα係数はJLEQ 0.971,RDQ 0.893),順位相関(Pearsonの相関係数は0.833,P<0.01)が得られた。また,2 回の評価間で高い再現性が認められた(Pearsonの相関係数はJLEQ0.796,RDQ 0.691)。
同氏は「腰痛疾患における治療効果判定のためのアウトカムスケールとして,JLEQが広く使用されることを期待したい」と述べた。
わが国初のRCTでNSAIDしのぐ効果
わが国で新たに開発された腰痛QOL尺度であるJLEQ(Japan Low-back pain Evaluation Questionnaire)を用いて,慢性腰痛に対する運動療法の効果を検討したランダム化比較試験(RCT),LET(Low-back Pain Exercise Therapy) studyの結果が,埼玉医科大学整形外科の白土修・助教授らにより明らかにされた。
8週間の運動でQOLが有意改善
わが国では過去,慢性腰痛に対する運動療法の効果がRCTの形で検討されたことはなく,LET studyが初めてのRCTとなる。日本整形外科学会,日本運動器リハビリテーション学会,日本臨床整形外科医会が合同で行ったもので,全国の整形外科医院・病院計92施設が参加した。
対象は,発症から 3 か月以上経過し,慢性腰痛を主訴とする20〜64歳の外来患者で,神経学的脱落所見を伴わない患者。腰痛手術既往,脊椎・脊髄腫瘍,感染,骨折の急性期,高度の骨粗鬆症などの患者は除外した。対象をランダムに運動療法群,非ステロイド抗炎症薬(NSAID)治療群に分け,慢性腰痛であることを確認,検証する 2 週間の助走期間後,それぞれの治療を 8 週間行った。治療期間中は原則として週 1 回の来院を求めた。運動療法群には,専任の医療従事者(医師,理学療法士または看護師)による指導のもとに,単純な体幹筋訓練(腹筋運動,背筋運動)とストレッチングを 1 セット10回,1 日 2 セット以上を実施してもらい,運動日誌に記録。NSAID群にはNSAIDの服用状況を薬剤日誌に記録してもらった。腰痛治療目的の他剤併用は原則不可とした。
一次エンドポイントは疼痛と能力障害,二次エンドポイントは機能障害。疼痛はVisual Analogue pain Scale(VAS),能力障害はRoland-Morris Disability Questionnaire(RDQ)とJLEQ,機能障害(脊柱可撓性)は指床間距離(FFD)を用いて評価した。
参加施設から201例が登録され,103例が運動療法群(男性49例,女性54例,平均年齢42.0歳),98例(男性40例,女性58例,平均年齢42.5歳)がNSAID群に割り付けられた。試験開始時の性,年齢,体格,VAS,RDQ,JLEQおよびFFD,助走期間のVAS,RDQ,JLEQ,FFDに有意差は見られなかった。
VASは両群とも,治療前に比べ治療終了時に有意な改善が認められた。治療前後の変化率は両群間で有意差はなかった。RDQは両群とも治療後に有意な改善が見られたが(図 1 ),変化率は運動療法群のほうが有意に大きかった。JLEQもRDQ同様,両群とも治療後に有意な改善が見られたが(図 2 ),変化率は運動療法群のほうが有意に大きかった。FFDもRDQ,JLEQと同様の結果であった。これらの成績から,慢性腰痛に対して運動療法は有効で,QOLや脊柱可撓性の改善効果はNSAID療法よりも優れていることが示唆された。
〜海外報告レビュー〜
有効性は確か,方法は不明
福島県立医科大学整形外科の菊地臣一教授は,腰痛に対する運動療法について,最近行われた海外のおもな報告のレビューから,有効性は強く示唆されるものの,種類,内容などについてはなお不明な点が多いとの見方を示した。
欧州ガイドラインで治療の1つに
器質的疾患が原因ではない,生活習慣病としての腰痛は非特異的腰痛と呼ばれる。菊地教授によると,非特異的腰痛に対する運動療法の有効性を検討した報告のメタアナリシスが,昨年Haydenらによって明らかにされた。そこでは「成人の慢性腰痛(12週以上),特に治療を求めている集団では,運動療法は痛みを軽減し,機能を改善する効果が少しある」,「亜急性腰痛( 6 〜12週)では,段階的運動プログラムが欠勤を改善する(減少させる)という証拠はあるが,他の運動の効果は不明」,「急性腰痛( 6 週以内)では,運動療法は無治療あるいは他の保存療法と同じ効果しかない」と報告され,慢性腰痛に対する有効性が示された。
しかし,どのような種類の運動が有効なのかは明確ではない。高度な機能回復訓練と外来での理学療法を比較した報告では,1 年後の転帰に差はなく,またQOLは改善しても職場復帰の促進は見られなかった。家庭における理学療法,器具を用いたコンディショニング,運動療法の 3 者の間で,12週後の効果は同等という報告もある。ただし,Haydenらの体系的レビューからは「ストレッチと筋力強化を含む個人的に処方されたプログラムで,監督者が付いて行われる運動療法は,非特異的慢性腰痛における痛みと機能を改善する可能性がある」と結論されている。2004年に欧州で出された,現在世界で唯一の慢性腰痛の診療ガイドラインでは,保存療法の 1 つとして管理下の運動療法が掲げられた。
脊椎への影響に関しては,運動の種類や強度によって異なることがわかってきた。オリンピック選手を対象に,運動による脊椎への負荷が脊椎変性に及ぼす影響を検討した報告において,重量挙げなどの重度の負荷よりも,長距離走などのように軽・中等度の負荷のほうが脊椎変性の加速が小さいことが明らかにされた。さらに,過度のトレーニングを要する新体操が側弯症を高率に惹起することも報告されている。
一方,腰痛の予防に関しては,運動が唯一の手段となることを示唆する報告が多い。欧州のガイドラインでは,「一次予防できる手段はほとんどないが,腰痛による疼痛や再発の予防には運動が勧められる」とされた。ただし「どのような運動や強さを勧めるのかについては十分な証拠はまだない」。腰痛予防策としてしばしば推奨される腹筋強化訓練による予防効果は,これまでの海外のランダム化比較試験(RCT)では認められていない。
同教授は「今後,慢性腰痛にどのような運動がより有効なのか,効果は筋肉の状態の改善など,真に特異的な理由によるものなのか,あるいは心理的効用によるものかなどを明らかにしていく必要がある」と述べた。
Medical Tribune[2006年6月8日 (VOL.39 NO.23) p.10]
何よりも、慢性痛にならないことが大切です。
なってしまったら、必要以上の安静よりも、無理のない範囲で動かしていくこと!!
慢性腰痛に対する運動療法
腰痛は最も有訴率が高い症状の1つとされる。治療法としては,急性期には安静,薬物療法,物理療法などが行われ,亜急性期や慢性期には運動療法が中心となるのが一般的だ。従来,運動療法の効果は必ずしも明確でなかったが,最近の研究で有効性が実証されつつある。横浜市で開かれた第79回日本整形外科学会(会長=東京大学大学院整形外科学・中村耕三教授)では,シンポジウム「『運動器の10年』運動器リハビリテーションの検証(EBM)−腰痛に対する運動療法」(座長=国立身体障害者リハビリテーションセンター・岩谷力総長,自治医科大学整形外科・星野雄一教授)が持たれ,慢性腰痛の運動療法に関する国内外の最新の検証結果が示された。
〜わが国独自の腰痛QOL尺度JLEQ〜
高い信頼性,再現性示す
わが国独自の新しい腰痛特異的QOL尺度として,JLEQ(Japan Low-back pain Evaluation Questionnaire)が,日本整形外科学会・日本運動器リハビリテーション学会・日本臨床整形外科医会合同作業部会で開発され,その信頼性や再現性に関する解析結果が,同部会の赤居正美氏(国立身体障害者リハビリテーションセンター病院副院長)から報告された。
従来指標RDQと高い相関
アウトカム指標として従来,罹患率,死亡率などがおもに用いられてきた。しかし近年,QOLなど,患者側に立脚した主観的な評価指標が重視される傾向が強くなっている。包括的尺度として,例えばSF-36が知られているが,各疾患に特異的なQOL尺度も開発されつつある。腰痛に関しては,海外で開発されたRDQ(Roland-Morris Disability Questionnaire)が有名で,2003年には日本語版が作成されている。RDQは二択回答形式で,当てはまらない場合には回答を選択できないなど,問題点も指摘されている。
わが国で初めて開発された腰痛QOL尺度であるJLEQは,「この数日間の腰の痛み」 7 問,「この数日間の腰痛による生活上の問題点」17問,「この 1 か月間の状態」 6 問の計30の質問から成る。5 者択一の自己記入式で,各質問の回答を 0 〜 4 点でスコア化し,最高120点。高得点であるほど症状や愁訴が強い。
赤居氏らは今回,JLEQの信頼性,再現性を検討した。対象は,発症から 3 か月以上経過し,慢性腰痛を主訴とする20〜64歳の外来患者。まず,94例(平均年齢43.1歳)でRDQとの整合性,順位相関を解析し,次に101例(同42.1歳)を対象に,ベースライン時とパンフレットによる患者教育を行った 2 週間後に再現性などを評価した。
その結果,JLEQはRDQとの間で高い整合性(クロンバッハのα係数はJLEQ 0.971,RDQ 0.893),順位相関(Pearsonの相関係数は0.833,P<0.01)が得られた。また,2 回の評価間で高い再現性が認められた(Pearsonの相関係数はJLEQ0.796,RDQ 0.691)。
同氏は「腰痛疾患における治療効果判定のためのアウトカムスケールとして,JLEQが広く使用されることを期待したい」と述べた。
わが国初のRCTでNSAIDしのぐ効果
わが国で新たに開発された腰痛QOL尺度であるJLEQ(Japan Low-back pain Evaluation Questionnaire)を用いて,慢性腰痛に対する運動療法の効果を検討したランダム化比較試験(RCT),LET(Low-back Pain Exercise Therapy) studyの結果が,埼玉医科大学整形外科の白土修・助教授らにより明らかにされた。
8週間の運動でQOLが有意改善
わが国では過去,慢性腰痛に対する運動療法の効果がRCTの形で検討されたことはなく,LET studyが初めてのRCTとなる。日本整形外科学会,日本運動器リハビリテーション学会,日本臨床整形外科医会が合同で行ったもので,全国の整形外科医院・病院計92施設が参加した。
対象は,発症から 3 か月以上経過し,慢性腰痛を主訴とする20〜64歳の外来患者で,神経学的脱落所見を伴わない患者。腰痛手術既往,脊椎・脊髄腫瘍,感染,骨折の急性期,高度の骨粗鬆症などの患者は除外した。対象をランダムに運動療法群,非ステロイド抗炎症薬(NSAID)治療群に分け,慢性腰痛であることを確認,検証する 2 週間の助走期間後,それぞれの治療を 8 週間行った。治療期間中は原則として週 1 回の来院を求めた。運動療法群には,専任の医療従事者(医師,理学療法士または看護師)による指導のもとに,単純な体幹筋訓練(腹筋運動,背筋運動)とストレッチングを 1 セット10回,1 日 2 セット以上を実施してもらい,運動日誌に記録。NSAID群にはNSAIDの服用状況を薬剤日誌に記録してもらった。腰痛治療目的の他剤併用は原則不可とした。
一次エンドポイントは疼痛と能力障害,二次エンドポイントは機能障害。疼痛はVisual Analogue pain Scale(VAS),能力障害はRoland-Morris Disability Questionnaire(RDQ)とJLEQ,機能障害(脊柱可撓性)は指床間距離(FFD)を用いて評価した。
参加施設から201例が登録され,103例が運動療法群(男性49例,女性54例,平均年齢42.0歳),98例(男性40例,女性58例,平均年齢42.5歳)がNSAID群に割り付けられた。試験開始時の性,年齢,体格,VAS,RDQ,JLEQおよびFFD,助走期間のVAS,RDQ,JLEQ,FFDに有意差は見られなかった。
VASは両群とも,治療前に比べ治療終了時に有意な改善が認められた。治療前後の変化率は両群間で有意差はなかった。RDQは両群とも治療後に有意な改善が見られたが(図 1 ),変化率は運動療法群のほうが有意に大きかった。JLEQもRDQ同様,両群とも治療後に有意な改善が見られたが(図 2 ),変化率は運動療法群のほうが有意に大きかった。FFDもRDQ,JLEQと同様の結果であった。これらの成績から,慢性腰痛に対して運動療法は有効で,QOLや脊柱可撓性の改善効果はNSAID療法よりも優れていることが示唆された。
〜海外報告レビュー〜
有効性は確か,方法は不明
福島県立医科大学整形外科の菊地臣一教授は,腰痛に対する運動療法について,最近行われた海外のおもな報告のレビューから,有効性は強く示唆されるものの,種類,内容などについてはなお不明な点が多いとの見方を示した。
欧州ガイドラインで治療の1つに
器質的疾患が原因ではない,生活習慣病としての腰痛は非特異的腰痛と呼ばれる。菊地教授によると,非特異的腰痛に対する運動療法の有効性を検討した報告のメタアナリシスが,昨年Haydenらによって明らかにされた。そこでは「成人の慢性腰痛(12週以上),特に治療を求めている集団では,運動療法は痛みを軽減し,機能を改善する効果が少しある」,「亜急性腰痛( 6 〜12週)では,段階的運動プログラムが欠勤を改善する(減少させる)という証拠はあるが,他の運動の効果は不明」,「急性腰痛( 6 週以内)では,運動療法は無治療あるいは他の保存療法と同じ効果しかない」と報告され,慢性腰痛に対する有効性が示された。
しかし,どのような種類の運動が有効なのかは明確ではない。高度な機能回復訓練と外来での理学療法を比較した報告では,1 年後の転帰に差はなく,またQOLは改善しても職場復帰の促進は見られなかった。家庭における理学療法,器具を用いたコンディショニング,運動療法の 3 者の間で,12週後の効果は同等という報告もある。ただし,Haydenらの体系的レビューからは「ストレッチと筋力強化を含む個人的に処方されたプログラムで,監督者が付いて行われる運動療法は,非特異的慢性腰痛における痛みと機能を改善する可能性がある」と結論されている。2004年に欧州で出された,現在世界で唯一の慢性腰痛の診療ガイドラインでは,保存療法の 1 つとして管理下の運動療法が掲げられた。
脊椎への影響に関しては,運動の種類や強度によって異なることがわかってきた。オリンピック選手を対象に,運動による脊椎への負荷が脊椎変性に及ぼす影響を検討した報告において,重量挙げなどの重度の負荷よりも,長距離走などのように軽・中等度の負荷のほうが脊椎変性の加速が小さいことが明らかにされた。さらに,過度のトレーニングを要する新体操が側弯症を高率に惹起することも報告されている。
一方,腰痛の予防に関しては,運動が唯一の手段となることを示唆する報告が多い。欧州のガイドラインでは,「一次予防できる手段はほとんどないが,腰痛による疼痛や再発の予防には運動が勧められる」とされた。ただし「どのような運動や強さを勧めるのかについては十分な証拠はまだない」。腰痛予防策としてしばしば推奨される腹筋強化訓練による予防効果は,これまでの海外のランダム化比較試験(RCT)では認められていない。
同教授は「今後,慢性腰痛にどのような運動がより有効なのか,効果は筋肉の状態の改善など,真に特異的な理由によるものなのか,あるいは心理的効用によるものかなどを明らかにしていく必要がある」と述べた。
Medical Tribune[2006年6月8日 (VOL.39 NO.23) p.10]
何よりも、慢性痛にならないことが大切です。
なってしまったら、必要以上の安静よりも、無理のない範囲で動かしていくこと!!
季節はずれのインフルエンザ
岩手県内では、インフルエンザが流行っているようです。
季節はずれのインフルエンザ、沖縄・北海道などで流行
沖縄県や北海道、岩手県などを中心に4月中旬以降、インフルエンザが流行し始め、その後、じわじわと流行地域が拡大する傾向にあることが、国立感染症研究所感染症情報センターの定点観測調査で分かった。
同センターは「冬のように大規模流行に至る恐れはない」としながらも、「うがいと手洗いの励行」を呼びかけている。
同センターが、全国5000か所の指定医療機関を通じて行っている定点観測調査によると、今年のインフルエンザの流行のピークは1月下旬で、1医療機関の週あたりの平均患者報告数は32・37人。例年通りその後、減少を続けていたが、この1医療機関の週あたり平均患者報告数の減少が4月中旬には0・63人で頭打ちに。5月下旬には全国的な流行と認定される1・0人まで逆に増加し、現在も増える傾向にあるという。5月下旬の1・0人は、過去5年間の平均(0・26人)の約4倍にあたる。
(読売新聞) - 6月14日
手洗い、うがい、それから目洗い。
なんでも目の粘膜からの感染というケースもあるそうです。
目洗いは、市販の目の洗浄液でいいそうですよ。
季節はずれのインフルエンザ、沖縄・北海道などで流行
沖縄県や北海道、岩手県などを中心に4月中旬以降、インフルエンザが流行し始め、その後、じわじわと流行地域が拡大する傾向にあることが、国立感染症研究所感染症情報センターの定点観測調査で分かった。
同センターは「冬のように大規模流行に至る恐れはない」としながらも、「うがいと手洗いの励行」を呼びかけている。
同センターが、全国5000か所の指定医療機関を通じて行っている定点観測調査によると、今年のインフルエンザの流行のピークは1月下旬で、1医療機関の週あたりの平均患者報告数は32・37人。例年通りその後、減少を続けていたが、この1医療機関の週あたり平均患者報告数の減少が4月中旬には0・63人で頭打ちに。5月下旬には全国的な流行と認定される1・0人まで逆に増加し、現在も増える傾向にあるという。5月下旬の1・0人は、過去5年間の平均(0・26人)の約4倍にあたる。
(読売新聞) - 6月14日
手洗い、うがい、それから目洗い。
なんでも目の粘膜からの感染というケースもあるそうです。
目洗いは、市販の目の洗浄液でいいそうですよ。
ゆがみ
最近では、TVや雑誌などでも背骨や骨盤のゆがみなどが取り上げられることが多くなりました。
とはいっても「ゆがみ」って、いったいどんなものなのか、いまいちピンと来ない方も多いはず。
そこで、今回は「ゆがみ」について。
通常、私達が言う「ゆがみ」とは、直接には「身体の可動部分である関節におけるトラブル」を指します。
それは、背骨や骨盤、さらには肩や腕、膝や足など、関節が存在する部分であれば、至る所に発生しうるものなのです。
ある関節に「ゆがみ」が発生すると、その関節が本来持っているはずの役割を、十分に発揮できなくなります。
そして、そこに生じた関節機能のトラブルは、それだけにとどまらず、筋肉や神経なども巻き込んだ形で、悪循環を形成していきます。
それが「ゆがみ」による身体の不調となるです。
「ゆがみ」がもたらすと考えられている、様々なトラブルは、主に以下の5つの要素に分類されます。
○関節の障害・・・運動病理学による見解
・可動範囲の減少や消失、亢進(動きすぎ)など可動性のトラブル
→動かないことでの動きに伴う負担の増加。
動きすぎによる支持力の低下(不安定な状態)。
動かすと関節がロックする。
動かすとボキッというような音(クリック音)がする。
・靭帯、椎間板、関節へのストレスが増加する
・背骨全体のカーブが見かけ上、不整列な状態になる
・痛み。
・正常な姿勢やバランスの乱れと他部位での代償(かばう形での補正) の出現。
→他部位への負担が増加。
○神経系の不調・・・神経病理学による見解
・神経機能が過剰になる、もしくは過少になるなどの機能障害。
・神経の機能異常により、自律神経機能障害(内臓機能など)や感覚や 筋力などの低下、痛みなどの誘発。
○組織の障害・炎症・・・組織病理学による見解
・腫脹(腫れ)
→異常な圧力が関節とその周辺組織に加わる。
・局所的な発熱。
・機能障害の出現。
・痛み。
・異常な損傷や磨耗による関節や周辺組織の状態の変化。
○筋肉の不調・・・筋肉病理学による見解
・筋肉の緊張
・軟骨、靭帯、腱への負担
・痛み。
・遠隔部位への痛みの誘発。
・アンバランスな姿勢の原因。
○全体的な健康への影響・・・病態生理学による見解
・健康状態の喪失。
・老化の進行を助長。
・慢性的な疲労。
・身体的、精神的ストレスへの順応性低下。
・病気への抵抗力減少。
・関節の退行性変性、骨の変形、椎間板の破壊など。
上記以外にも、正常な血液やリンパの循環にも悪影響を及ぼすことも指摘されています。
一口に「ゆがみ」といっても、いろいろに影響を及ぼしているのです。
また、上記の徴候が見られる場合、それが適切に解消されずにいると、さらなる「ゆがみ」を招き、二重三重の不調へとつながっていきます。
「ゆがみ」の解消は、お早めに。
とはいっても「ゆがみ」って、いったいどんなものなのか、いまいちピンと来ない方も多いはず。
そこで、今回は「ゆがみ」について。
通常、私達が言う「ゆがみ」とは、直接には「身体の可動部分である関節におけるトラブル」を指します。
それは、背骨や骨盤、さらには肩や腕、膝や足など、関節が存在する部分であれば、至る所に発生しうるものなのです。
ある関節に「ゆがみ」が発生すると、その関節が本来持っているはずの役割を、十分に発揮できなくなります。
そして、そこに生じた関節機能のトラブルは、それだけにとどまらず、筋肉や神経なども巻き込んだ形で、悪循環を形成していきます。
それが「ゆがみ」による身体の不調となるです。
「ゆがみ」がもたらすと考えられている、様々なトラブルは、主に以下の5つの要素に分類されます。
○関節の障害・・・運動病理学による見解
・可動範囲の減少や消失、亢進(動きすぎ)など可動性のトラブル
→動かないことでの動きに伴う負担の増加。
動きすぎによる支持力の低下(不安定な状態)。
動かすと関節がロックする。
動かすとボキッというような音(クリック音)がする。
・靭帯、椎間板、関節へのストレスが増加する
・背骨全体のカーブが見かけ上、不整列な状態になる
・痛み。
・正常な姿勢やバランスの乱れと他部位での代償(かばう形での補正) の出現。
→他部位への負担が増加。
○神経系の不調・・・神経病理学による見解
・神経機能が過剰になる、もしくは過少になるなどの機能障害。
・神経の機能異常により、自律神経機能障害(内臓機能など)や感覚や 筋力などの低下、痛みなどの誘発。
○組織の障害・炎症・・・組織病理学による見解
・腫脹(腫れ)
→異常な圧力が関節とその周辺組織に加わる。
・局所的な発熱。
・機能障害の出現。
・痛み。
・異常な損傷や磨耗による関節や周辺組織の状態の変化。
○筋肉の不調・・・筋肉病理学による見解
・筋肉の緊張
・軟骨、靭帯、腱への負担
・痛み。
・遠隔部位への痛みの誘発。
・アンバランスな姿勢の原因。
○全体的な健康への影響・・・病態生理学による見解
・健康状態の喪失。
・老化の進行を助長。
・慢性的な疲労。
・身体的、精神的ストレスへの順応性低下。
・病気への抵抗力減少。
・関節の退行性変性、骨の変形、椎間板の破壊など。
上記以外にも、正常な血液やリンパの循環にも悪影響を及ぼすことも指摘されています。
一口に「ゆがみ」といっても、いろいろに影響を及ぼしているのです。
また、上記の徴候が見られる場合、それが適切に解消されずにいると、さらなる「ゆがみ」を招き、二重三重の不調へとつながっていきます。
「ゆがみ」の解消は、お早めに。
変形性関節症
本日の注目記事より。
「変形性関節症」1万人追跡研究、東大チームが着手
東京大学医学部22世紀医療センターは12日、国内患者数が約1000万人にも上る、変形性関節症の発症原因を探るため、日本人1万人を10年にわたって追跡する世界最大規模の研究を開始したと発表した。
変形性関節症の治療は、鎮痛剤などの対症療法しかなく、根本的な原因を解明し、予防につなげることで、医療費を削減するのが狙い。
変形性関節症は、関節の動きを滑らかにする軟骨が薄くなり、強い痛みや腫れで運動機能が低下する病気。軟骨が薄くなる原因は不明だった。
研究チームは、全国4地域の50歳以上の男女5000人の協力を得て、家族構成や食生活などの生活習慣などと遺伝情報の解析に着手した。また患者5000人を対象に、病気の経過と治療法の関連などを調べる。
(読売新聞) - 6月13日
軟骨が磨り減るから、痛いのか。
痛みや機能障害があるから、軟骨に影響がでてくるのか。
すりへっているヒトで痛みや機能障害がないケースは何故?
そもそも、使いすぎで磨り減るのであれば、その使い方そのものを改善しないといけないのでは?
「変形性関節症」1万人追跡研究、東大チームが着手
東京大学医学部22世紀医療センターは12日、国内患者数が約1000万人にも上る、変形性関節症の発症原因を探るため、日本人1万人を10年にわたって追跡する世界最大規模の研究を開始したと発表した。
変形性関節症の治療は、鎮痛剤などの対症療法しかなく、根本的な原因を解明し、予防につなげることで、医療費を削減するのが狙い。
変形性関節症は、関節の動きを滑らかにする軟骨が薄くなり、強い痛みや腫れで運動機能が低下する病気。軟骨が薄くなる原因は不明だった。
研究チームは、全国4地域の50歳以上の男女5000人の協力を得て、家族構成や食生活などの生活習慣などと遺伝情報の解析に着手した。また患者5000人を対象に、病気の経過と治療法の関連などを調べる。
(読売新聞) - 6月13日
軟骨が磨り減るから、痛いのか。
痛みや機能障害があるから、軟骨に影響がでてくるのか。
すりへっているヒトで痛みや機能障害がないケースは何故?
そもそも、使いすぎで磨り減るのであれば、その使い方そのものを改善しないといけないのでは?
敗戦
膝痛と軟骨
来院された方から、6月7日放送のNHK「ためしてガッテン」で「膝痛」について取り上げていたとの情報を頂きましたので、早速HPにてチェック。
番組内容をまとめた「まとめのガッテンタワー」によると
まさか!ひざ痛対策に落とし穴 → 安静にさえしていれば……はダメ
新事実!軟骨は酸欠で無くなる → 安静にしていると軟骨が呼吸困難
治療・予防にも効く!脚上げ体操
とありました。
この情報を下さった方や、その他にこの番組を見たという方からは、
「普段、先生が話していたことを放送していましたよ」
とか
「先生の言ってたことって、本当だったんですね」(やっと信じてもらえたのかな??)
とか
様々なお言葉を頂きました。
軟骨には血管がありません。(神経も)
軟骨に栄養供給するのは、関節の動きを滑らかにする役割のある滑液(かつえき)という液体。
軟骨は、クッションの役割をしていますが、そのイメージはスポンジそのもの。
スポンジを水に浸し、グーと押すと、水を吸い上げます。
水を吸い込んだスポンジを、再度グーと押すと水は外に溢れてきます。
これと同じ原理で軟骨は、栄養を吸収します。
つまり、軟骨をグーと押すような力が働かないと、軟骨は栄養を吸収できないのです。
そもそも歩いたりすることで、軟骨に体重負荷をかけることが、若々しく保つ秘訣なのです。
膝の痛みなどが強くて、直接軟骨に負荷をかけられない場合には、「ためして〜」で紹介していた体操も有効だと思います。
運動することによって、軟骨は元気になります。
逆に、必要以上に安静にしていると、酸素などの栄養供給は減少され、軟骨はボロボロに。
すると、関節の中を軟骨の破片が浮遊して、さらにそれが関節粘膜を刺激してしまうと、関節の炎症が起こってしまいます。
もちろん膝の状態にもよりますが、必要以上の安静は、要注意です。
大事なことは「無理なく動かす」です。
番組内容をまとめた「まとめのガッテンタワー」によると
まさか!ひざ痛対策に落とし穴 → 安静にさえしていれば……はダメ
新事実!軟骨は酸欠で無くなる → 安静にしていると軟骨が呼吸困難
治療・予防にも効く!脚上げ体操
とありました。
この情報を下さった方や、その他にこの番組を見たという方からは、
「普段、先生が話していたことを放送していましたよ」
とか
「先生の言ってたことって、本当だったんですね」(やっと信じてもらえたのかな??)
とか
様々なお言葉を頂きました。
軟骨には血管がありません。(神経も)
軟骨に栄養供給するのは、関節の動きを滑らかにする役割のある滑液(かつえき)という液体。
軟骨は、クッションの役割をしていますが、そのイメージはスポンジそのもの。
スポンジを水に浸し、グーと押すと、水を吸い上げます。
水を吸い込んだスポンジを、再度グーと押すと水は外に溢れてきます。
これと同じ原理で軟骨は、栄養を吸収します。
つまり、軟骨をグーと押すような力が働かないと、軟骨は栄養を吸収できないのです。
そもそも歩いたりすることで、軟骨に体重負荷をかけることが、若々しく保つ秘訣なのです。
膝の痛みなどが強くて、直接軟骨に負荷をかけられない場合には、「ためして〜」で紹介していた体操も有効だと思います。
運動することによって、軟骨は元気になります。
逆に、必要以上に安静にしていると、酸素などの栄養供給は減少され、軟骨はボロボロに。
すると、関節の中を軟骨の破片が浮遊して、さらにそれが関節粘膜を刺激してしまうと、関節の炎症が起こってしまいます。
もちろん膝の状態にもよりますが、必要以上の安静は、要注意です。
大事なことは「無理なく動かす」です。
W杯
サッカーW杯が、開幕しました。
開幕戦、開催国ドイツが勝利を収めましたね。
当面睡眠不足が続きそうな予感ですが、身体のコンディションを崩さぬよう、注意しつつ、楽しみたいと思います。
開幕戦、開催国ドイツが勝利を収めましたね。
当面睡眠不足が続きそうな予感ですが、身体のコンディションを崩さぬよう、注意しつつ、楽しみたいと思います。
不眠と経済損失
不眠の影響は深刻です。
<不眠症>経済損失、年3兆5000億円 日大教授が試算
不眠症や睡眠不足によって日本国内で生じる経済損失は年約3兆5000億円に上るという試算を、内山真・日本大医学部教授(精神医学)がまとめた。会社員約5300人に調査した結果で、睡眠に問題を持つ人は、眠気による作業効率の低下、欠勤や遅刻、交通事故などが多いことが分かり、これらを基に全国統計から割り出した。
調査は、大阪府に本社を持つ化学会社の従業員約5300人が対象、約3000人から有効回答があった。眠気が起きる頻度や眠気があるときの作業効率の低下、欠勤・遅刻・早退の頻度、過去1年間の交通事故の有無について聞いた。
眠気がある場合の作業効率について、睡眠状態に問題のない人は「約7割に低下」と答えたが、問題のある人は「約6割に低下」と差が開いた。勤務中に眠気を感じる頻度についても、問題ない人の「月に2.7回」に対し、問題ある人は「月に5回」だった。
一方、不眠症など睡眠に問題を抱えている人は成人の約29%という全国調査や、全国の労働者数を参考にし、作業効率の低下による損失は約3兆600億円と試算した。欠勤や遅刻・早退による損失は約1600億円、交通事故による損失は約2400億円に上った。
米国では92年に、不眠症などによる経済損失額は年計10兆円との報告があったという。
内山教授は「睡眠の問題は意志の力で対処できるものではない。頑張っても生産性が落ちるだけということを理解し、無理をしすぎないことが必要だ」と話す。【永山悦子】
(毎日新聞) - 6月8日
ヒトの体は睡眠中、さまざまな物質を分泌しますからね。
成長ホルモン、グルタチオン、コルチゾール、プロラクチンなどなど。
この分泌が少ないと、新陳代謝や免疫が低下したりしてしまいます。
また睡眠は身体の疲労だけでなく、脳など神経系のの疲労も回復するという大切な役割もあります。
「寝たいんだけど、寝られない」
多くの方が抱えるこの悩み、何とかしたいものであります。
<不眠症>経済損失、年3兆5000億円 日大教授が試算
不眠症や睡眠不足によって日本国内で生じる経済損失は年約3兆5000億円に上るという試算を、内山真・日本大医学部教授(精神医学)がまとめた。会社員約5300人に調査した結果で、睡眠に問題を持つ人は、眠気による作業効率の低下、欠勤や遅刻、交通事故などが多いことが分かり、これらを基に全国統計から割り出した。
調査は、大阪府に本社を持つ化学会社の従業員約5300人が対象、約3000人から有効回答があった。眠気が起きる頻度や眠気があるときの作業効率の低下、欠勤・遅刻・早退の頻度、過去1年間の交通事故の有無について聞いた。
眠気がある場合の作業効率について、睡眠状態に問題のない人は「約7割に低下」と答えたが、問題のある人は「約6割に低下」と差が開いた。勤務中に眠気を感じる頻度についても、問題ない人の「月に2.7回」に対し、問題ある人は「月に5回」だった。
一方、不眠症など睡眠に問題を抱えている人は成人の約29%という全国調査や、全国の労働者数を参考にし、作業効率の低下による損失は約3兆600億円と試算した。欠勤や遅刻・早退による損失は約1600億円、交通事故による損失は約2400億円に上った。
米国では92年に、不眠症などによる経済損失額は年計10兆円との報告があったという。
内山教授は「睡眠の問題は意志の力で対処できるものではない。頑張っても生産性が落ちるだけということを理解し、無理をしすぎないことが必要だ」と話す。【永山悦子】
(毎日新聞) - 6月8日
ヒトの体は睡眠中、さまざまな物質を分泌しますからね。
成長ホルモン、グルタチオン、コルチゾール、プロラクチンなどなど。
この分泌が少ないと、新陳代謝や免疫が低下したりしてしまいます。
また睡眠は身体の疲労だけでなく、脳など神経系のの疲労も回復するという大切な役割もあります。
「寝たいんだけど、寝られない」
多くの方が抱えるこの悩み、何とかしたいものであります。
ストレス考
さまざまな不調の原因となったりするストレス。
現代社会は、ストレス社会とも言われるぐらいですから、ストレスを感じないで暮らしていくことは、不可能といえるかもしれませんね。
まれに
「私はストレスを感じたことがない」
と豪語される方もいらっしゃいますが、ストレスというものを掘り下げて考えてみると、その方にとってはストレスが意識に上らないだけで、決してストレスがかかっていないわけではないのですよ。
ストレスという言葉そのものは、よく耳にもしますから馴染みのある言葉ではあるのですが、どういうものかを説明するとなると、イマイチ理解していないことに気付かされます。
そこで、今回は、ストレスに関して探検をしてみたいなーと思います。
ストレスは、「心的要因」、「身体的要因」、「環境的要因」の三つの要因によって発生します。
「心理的因子」は、個人の性格、気質、生活体験、情緒といった心に起因するもの。
「身体的因子」は、年齢、性別、身体特性、身体的な不調・異常など。
「環境的因子」は、仕事、人間関係、気候、天候など。
さらに、ストレスを定義すると、
「外的圧力に対する、内的圧力の変化応力」
ということになるそうです。
外の状態・環境と自分の中の状態・環境との適応において、上手く適応できていれば「ストレスを感じない」となるし、適応できないものであれば「ストレスがかかる」ということになるのです。
つまり、適応できる状態と適応できない状態との誤差を「ストレス」という事が出来るのです。
大雪が降って大変だとか、身体が痛いとか、嫌な上司がいる、というものはストレスを発生させる要因であり、ストレスそのものではありません。
ここが、多くの方がストレスというものを、勘違いしてしまっているところなのかもしれません。
自分の中の環境に不調などの変化があれば、同じ外環境でも、ストレスとなります。
イライラしたり、気分が落ち込んでいたりすると、同じ外環境でも、ストレスとなります。
自分自身の内環境が整っていても、外の環境に変化があれば、それがストレスとなります。
ということは、ストレスの大きさとは、内と外との適応におけるギャップの大きさということになりますから、「私はストレスを感じない」ということは、そのギャップが非常に小さい範囲で生じているところで、適応できているということになります。
ストレスとは、内と外との環境の変化の誤差で、身体的には、その誤差に適応するために持っている適応力がストレスに強いかどうかの鍵となります。
私達は毎日の生活の中で、様々なストレスの要因に遭遇します。
暑いや寒いといった気候的な要因。
通勤時の渋滞や満員電車。
職場での人間関係。
夫婦関係。
子育て。
恋愛。
嫁姑関係。
友人関係。
カラダの痛みや不調。
・・・・・
・・・・・
多すぎてとても書ききれませんが、普通に暮らしているだけで、非常に多くのストレス要因と出会うわけです。
こうしたストレス要因に対して、鍵となるのは適応する力ですから、適応できずに大きく反応することもあれば、うまく適応して小さく反応することもあるのです。
このストレス反応は、無意識下で行われます。
身体的な部分での適応反応は、
ホルモン分泌の変化。
呼吸数や心拍、血圧などの変化。
筋肉の緊張の変化。など
として現れます。
一連のこのストレスへの反応は、自律神経の交感神経の作用によって引き起こされるわけですが、これが繰り返し起こると、脳も緊張し、血圧、脈拍は上がります。
そして、筋肉も緊張状態となり、内臓へ行く血液は筋肉へとまわされ、内臓の働きは最小限のものとなります。
これが続くと、筋肉内には疲労物質がたまり、脳は酸素不足となり思考も低下し、全身的な疲労感を感じます。
さらに、内臓機能も低下したままになってしまいます。
こうしたストレス反応は、その種類を問わず起こります。
カラダはストレス要因の種類を選ばないのです。
どんな要因のものであれ、ストレスがかかると、脳の視床下部で感知して、脳幹に伝えられます。そして脊髄神経を介在して末梢神経から筋肉へと伝達され、筋肉の無意識的な緊張を引き起こします。
ストレスが極度に強かったり、あるいは継続的に蓄積されていくと、視床下部や、脳幹の機能のバランスを崩してしまい、ホルモンのバランスを乱し、免疫力を低下させたり、あるいは神経系の働きのバランスを崩してしまうというのもこのようなメカニズムがあるからです。
その結果、肩こりや腰痛といった筋骨格系の不調や、不眠症や心身症、内蔵機能の障害に発展していくのです。
一般に、ストレスは心の問題として扱われます。
しかし、心の問題として診ている限り、ストレスは目に見ることの出来ない現象となってしまいます。
ストレスの発生とその影響は、脳から筋肉へと伝達され、無意識的な筋肉の緊張を発生させます。
この無意識的な筋肉の緊張は、姿勢の変化として現れ、ゆがみの形成へとつながります。
ストレスは、その反応メカニズムに基づいて考えてみても、筋緊張の変化を引き起こすわけですから、筋肉の緊張の変化、つまり「身体のゆがみ」を診ていくことで、そのストレス要因までは特定できなくても、かかっているストレスの強さは、診ることが出来るのです。
「身体のゆがみ」を通じて、ストレスを診る。
いかがでしょうか。
現代社会は、ストレス社会とも言われるぐらいですから、ストレスを感じないで暮らしていくことは、不可能といえるかもしれませんね。
まれに
「私はストレスを感じたことがない」
と豪語される方もいらっしゃいますが、ストレスというものを掘り下げて考えてみると、その方にとってはストレスが意識に上らないだけで、決してストレスがかかっていないわけではないのですよ。
ストレスという言葉そのものは、よく耳にもしますから馴染みのある言葉ではあるのですが、どういうものかを説明するとなると、イマイチ理解していないことに気付かされます。
そこで、今回は、ストレスに関して探検をしてみたいなーと思います。
ストレスは、「心的要因」、「身体的要因」、「環境的要因」の三つの要因によって発生します。
「心理的因子」は、個人の性格、気質、生活体験、情緒といった心に起因するもの。
「身体的因子」は、年齢、性別、身体特性、身体的な不調・異常など。
「環境的因子」は、仕事、人間関係、気候、天候など。
さらに、ストレスを定義すると、
「外的圧力に対する、内的圧力の変化応力」
ということになるそうです。
外の状態・環境と自分の中の状態・環境との適応において、上手く適応できていれば「ストレスを感じない」となるし、適応できないものであれば「ストレスがかかる」ということになるのです。
つまり、適応できる状態と適応できない状態との誤差を「ストレス」という事が出来るのです。
大雪が降って大変だとか、身体が痛いとか、嫌な上司がいる、というものはストレスを発生させる要因であり、ストレスそのものではありません。
ここが、多くの方がストレスというものを、勘違いしてしまっているところなのかもしれません。
自分の中の環境に不調などの変化があれば、同じ外環境でも、ストレスとなります。
イライラしたり、気分が落ち込んでいたりすると、同じ外環境でも、ストレスとなります。
自分自身の内環境が整っていても、外の環境に変化があれば、それがストレスとなります。
ということは、ストレスの大きさとは、内と外との適応におけるギャップの大きさということになりますから、「私はストレスを感じない」ということは、そのギャップが非常に小さい範囲で生じているところで、適応できているということになります。
ストレスとは、内と外との環境の変化の誤差で、身体的には、その誤差に適応するために持っている適応力がストレスに強いかどうかの鍵となります。
私達は毎日の生活の中で、様々なストレスの要因に遭遇します。
暑いや寒いといった気候的な要因。
通勤時の渋滞や満員電車。
職場での人間関係。
夫婦関係。
子育て。
恋愛。
嫁姑関係。
友人関係。
カラダの痛みや不調。
・・・・・
・・・・・
多すぎてとても書ききれませんが、普通に暮らしているだけで、非常に多くのストレス要因と出会うわけです。
こうしたストレス要因に対して、鍵となるのは適応する力ですから、適応できずに大きく反応することもあれば、うまく適応して小さく反応することもあるのです。
このストレス反応は、無意識下で行われます。
身体的な部分での適応反応は、
ホルモン分泌の変化。
呼吸数や心拍、血圧などの変化。
筋肉の緊張の変化。など
として現れます。
一連のこのストレスへの反応は、自律神経の交感神経の作用によって引き起こされるわけですが、これが繰り返し起こると、脳も緊張し、血圧、脈拍は上がります。
そして、筋肉も緊張状態となり、内臓へ行く血液は筋肉へとまわされ、内臓の働きは最小限のものとなります。
これが続くと、筋肉内には疲労物質がたまり、脳は酸素不足となり思考も低下し、全身的な疲労感を感じます。
さらに、内臓機能も低下したままになってしまいます。
こうしたストレス反応は、その種類を問わず起こります。
カラダはストレス要因の種類を選ばないのです。
どんな要因のものであれ、ストレスがかかると、脳の視床下部で感知して、脳幹に伝えられます。そして脊髄神経を介在して末梢神経から筋肉へと伝達され、筋肉の無意識的な緊張を引き起こします。
ストレスが極度に強かったり、あるいは継続的に蓄積されていくと、視床下部や、脳幹の機能のバランスを崩してしまい、ホルモンのバランスを乱し、免疫力を低下させたり、あるいは神経系の働きのバランスを崩してしまうというのもこのようなメカニズムがあるからです。
その結果、肩こりや腰痛といった筋骨格系の不調や、不眠症や心身症、内蔵機能の障害に発展していくのです。
一般に、ストレスは心の問題として扱われます。
しかし、心の問題として診ている限り、ストレスは目に見ることの出来ない現象となってしまいます。
ストレスの発生とその影響は、脳から筋肉へと伝達され、無意識的な筋肉の緊張を発生させます。
この無意識的な筋肉の緊張は、姿勢の変化として現れ、ゆがみの形成へとつながります。
ストレスは、その反応メカニズムに基づいて考えてみても、筋緊張の変化を引き起こすわけですから、筋肉の緊張の変化、つまり「身体のゆがみ」を診ていくことで、そのストレス要因までは特定できなくても、かかっているストレスの強さは、診ることが出来るのです。
「身体のゆがみ」を通じて、ストレスを診る。
いかがでしょうか。
友人がいてこそ
人と接することって、時にはわずらわしさを感じてしまうこともあるかと思いますが、孤独でいることのほうが、よくないんですね。
友人がいれば血圧は下がる
50歳以上では“減量”並みの効果
〔ニューヨーク〕 シカゴ大学(シカゴ)心理学のJohn T. Cacioppo教授らは,米国立加齢研究所(NIA)の助成を受けて白人,アフリカ系,ヒスパニック系を含むランダムに選択した50〜68歳の米国人229例を対象に研究を行い,結果の概要をPsychology and Aging(2006; 21: 152-164)に発表した。それによると,高齢者にとって人付き合いを活発にして友人をつくることは,血圧を下げる点で減量や運動と同様に重要だという。
血圧に30ポイントの差
Cacioppo教授らは「孤独」と判定された被験者はその他の背景因子が類似した孤独でない被験者に比べ,血圧値が30ポイント以上も高いことを見出した。
同教授によると,この30ポイントの差は重要で,収縮期血圧が120mmHgなら健常だが,150mmHgになるとステージ 1 の高血圧に分類され,心筋梗塞と脳卒中リスクが有意に高まる。
同教授は「孤独に関連する血圧上昇は,高血圧患者が減量や定期的な運動により得られる降圧と同じくらいの幅である。社会的つながりの改善は,ライフスタイルの改善に匹敵する臨床的利益がある」と述べている。
被験者は,孤独度を評価するようデザインされた人口学的特性,抑うつ症状,ストレス実感度,体重,喫煙,飲酒,降圧薬の服用に関する設問に回答した。孤独な人とそうでない人との血圧差は50歳のグループで最も小さく,最高齢(68歳)のグループで最大であった。
NIA行動社会研究プログラムのRichard Suzman部長は「このようによく管理された横断研究における孤独と高血圧の関係の強さに驚いている。高齢者は親友の死,病気あるいは身体不自由などにより交流が断たれることが多いので,このことは老年医学の関心領域の 1 つである。NIAの現在の目標の 1 つは,孤独を癒し血圧を下げるために,交友関係と社会的つながりの質の改善に何ができるかを評価することである」と述べている。
Medical Tribune[2006年5月25日 (VOL.39 NO.21) p.01]
金八先生も言ってましたね。
「人という字は、お互いに支えあって、云々」
対人関係のストレスは、ストレス社会における代表的な要素ではありますが、よりよい人間関係は、健康面にも好影響を与えるようです。
年齢を重ねていく過程の中で、自分にとって(または相手にとって)いい友人関係をつくっていけるかどうかが、人生を(とくに晩年)を生き生きと過ごしていく上で、大切なんですね。
大きなテーマですね。
友人がいれば血圧は下がる
50歳以上では“減量”並みの効果
〔ニューヨーク〕 シカゴ大学(シカゴ)心理学のJohn T. Cacioppo教授らは,米国立加齢研究所(NIA)の助成を受けて白人,アフリカ系,ヒスパニック系を含むランダムに選択した50〜68歳の米国人229例を対象に研究を行い,結果の概要をPsychology and Aging(2006; 21: 152-164)に発表した。それによると,高齢者にとって人付き合いを活発にして友人をつくることは,血圧を下げる点で減量や運動と同様に重要だという。
血圧に30ポイントの差
Cacioppo教授らは「孤独」と判定された被験者はその他の背景因子が類似した孤独でない被験者に比べ,血圧値が30ポイント以上も高いことを見出した。
同教授によると,この30ポイントの差は重要で,収縮期血圧が120mmHgなら健常だが,150mmHgになるとステージ 1 の高血圧に分類され,心筋梗塞と脳卒中リスクが有意に高まる。
同教授は「孤独に関連する血圧上昇は,高血圧患者が減量や定期的な運動により得られる降圧と同じくらいの幅である。社会的つながりの改善は,ライフスタイルの改善に匹敵する臨床的利益がある」と述べている。
被験者は,孤独度を評価するようデザインされた人口学的特性,抑うつ症状,ストレス実感度,体重,喫煙,飲酒,降圧薬の服用に関する設問に回答した。孤独な人とそうでない人との血圧差は50歳のグループで最も小さく,最高齢(68歳)のグループで最大であった。
NIA行動社会研究プログラムのRichard Suzman部長は「このようによく管理された横断研究における孤独と高血圧の関係の強さに驚いている。高齢者は親友の死,病気あるいは身体不自由などにより交流が断たれることが多いので,このことは老年医学の関心領域の 1 つである。NIAの現在の目標の 1 つは,孤独を癒し血圧を下げるために,交友関係と社会的つながりの質の改善に何ができるかを評価することである」と述べている。
Medical Tribune[2006年5月25日 (VOL.39 NO.21) p.01]
金八先生も言ってましたね。
「人という字は、お互いに支えあって、云々」
対人関係のストレスは、ストレス社会における代表的な要素ではありますが、よりよい人間関係は、健康面にも好影響を与えるようです。
年齢を重ねていく過程の中で、自分にとって(または相手にとって)いい友人関係をつくっていけるかどうかが、人生を(とくに晩年)を生き生きと過ごしていく上で、大切なんですね。
大きなテーマですね。
溜めないうちに
本日は、昨年12月以来の来院という方が、何故か多かった一日でした。
12月以来、みなさん調子よく過ごせてきたということでしたが、さすがに半年もたつと、今回の自覚症状以外にも、知らず知らずの疲労の蓄積があったり、思わぬゆがみが出現していたりしてました。
調子がいいと、ついつい自分の身体の状態を過信してしまうものです。
「痛かったときに比べると、これぐらいの状態は、まだまだ」とタカをくくっていると、あちこちに無理がかかっているのを放置してしまうことになりますよ。
ちゃんと、身体の声に耳を傾けながら、疲労なども溜めすぎないところで解消することをオススメします。
当院へ来院されている、ある女性の方が、本日行われた市民マラソンの大会で見事優勝!!
今日は、そのレース後、身体のケアで来院されました。
次回の参加大会はまだ未定のようですが、バッチリ調整しておきましたから、次も思う存分走っていただけることと思います。
次回も頑張ってくださいね。
12月以来、みなさん調子よく過ごせてきたということでしたが、さすがに半年もたつと、今回の自覚症状以外にも、知らず知らずの疲労の蓄積があったり、思わぬゆがみが出現していたりしてました。
調子がいいと、ついつい自分の身体の状態を過信してしまうものです。
「痛かったときに比べると、これぐらいの状態は、まだまだ」とタカをくくっていると、あちこちに無理がかかっているのを放置してしまうことになりますよ。
ちゃんと、身体の声に耳を傾けながら、疲労なども溜めすぎないところで解消することをオススメします。
当院へ来院されている、ある女性の方が、本日行われた市民マラソンの大会で見事優勝!!
今日は、そのレース後、身体のケアで来院されました。
次回の参加大会はまだ未定のようですが、バッチリ調整しておきましたから、次も思う存分走っていただけることと思います。
次回も頑張ってくださいね。
寝る子は育つ?
ここ数日、睡眠不足が続いておりました。
ちょっと熱中している本がありまして、気付くと2時、3時という有様。
日頃、「睡眠は大事ですよ」と言っている本人がこうでは説得力ありませんが、あらためて睡眠の重要性を身をもって実感しております。
ということで、注目記事より。
睡眠不足が体重増加と関連
夜きちんと睡眠をとることで、十分な休息が得られるばかりでなく、加齢に伴う体重増加を抑えることができるらしいという研究結果が、サンディエゴで開催された米国胸部学会(ATS)国際会議で報告された。これは米ケースウエスタンリザーブ大学(オハイオ州)医学部助教授Sanjay Patel博士らによる研究で、明確な因果関係は示されていないものの、睡眠不足と体重増加との間に有意な関連性がみられるという。
今回、調査対象となったのは、6万8,000人以上の女性を16年間追跡したNurses Health Studyに参加した女性の一部。被験者は、2年ごとに各自の体重と生活習慣について報告した。期間終了時、睡眠時間が5時間の女性は、7時間の女性に比べ、33ポンド以上(約15キロ以上)の大幅な体重増加の認められた率が32%高く、肥満になった率は15%高かった。また、睡眠時間が6時間の女性は、7時間睡眠の女性よりも大幅な体重増加が12%多く、肥満は6%多かった。
「睡眠不足の人は概して健康に対する意識が低いことは確かだが、食生活の貧しさや運動不足など、いずれの因子についてもこの体重差の原因になっているという根拠はみられない」とPatel氏は述べている。実際、毎日7時間以上睡眠をとる女性は5時間しかとらない女性よりも食事量が多く、運動の習慣については、両グループの間にほとんど差がみられなかった。
この結果については、いくつかの説明が考えられるという。睡眠不足によって体のカロリー代謝効率が低下することが考えられるほか、両グループ間の運動の方法や食事の傾向に実際には差があった可能性もある。さらに、睡眠にあてる時間の少なさが、例えば子どもをもつというような大きな生活の変化を反映しているとも考えられる。子どもの数が多いほど睡眠時間は少なくなり、雑事に追われるため、ファストフードなど便利さ優先の食生活になりやすいとPatel氏は指摘している。別の研究では、強いいびきや夜間覚醒などの睡眠障害が体重に影響していることも示唆されている。
[2006年5月25日/HealthDay News]
やはり、寝るべきです。
今日は早めに床に就くことにしよう。
ちょっと熱中している本がありまして、気付くと2時、3時という有様。
日頃、「睡眠は大事ですよ」と言っている本人がこうでは説得力ありませんが、あらためて睡眠の重要性を身をもって実感しております。
ということで、注目記事より。
睡眠不足が体重増加と関連
夜きちんと睡眠をとることで、十分な休息が得られるばかりでなく、加齢に伴う体重増加を抑えることができるらしいという研究結果が、サンディエゴで開催された米国胸部学会(ATS)国際会議で報告された。これは米ケースウエスタンリザーブ大学(オハイオ州)医学部助教授Sanjay Patel博士らによる研究で、明確な因果関係は示されていないものの、睡眠不足と体重増加との間に有意な関連性がみられるという。
今回、調査対象となったのは、6万8,000人以上の女性を16年間追跡したNurses Health Studyに参加した女性の一部。被験者は、2年ごとに各自の体重と生活習慣について報告した。期間終了時、睡眠時間が5時間の女性は、7時間の女性に比べ、33ポンド以上(約15キロ以上)の大幅な体重増加の認められた率が32%高く、肥満になった率は15%高かった。また、睡眠時間が6時間の女性は、7時間睡眠の女性よりも大幅な体重増加が12%多く、肥満は6%多かった。
「睡眠不足の人は概して健康に対する意識が低いことは確かだが、食生活の貧しさや運動不足など、いずれの因子についてもこの体重差の原因になっているという根拠はみられない」とPatel氏は述べている。実際、毎日7時間以上睡眠をとる女性は5時間しかとらない女性よりも食事量が多く、運動の習慣については、両グループの間にほとんど差がみられなかった。
この結果については、いくつかの説明が考えられるという。睡眠不足によって体のカロリー代謝効率が低下することが考えられるほか、両グループ間の運動の方法や食事の傾向に実際には差があった可能性もある。さらに、睡眠にあてる時間の少なさが、例えば子どもをもつというような大きな生活の変化を反映しているとも考えられる。子どもの数が多いほど睡眠時間は少なくなり、雑事に追われるため、ファストフードなど便利さ優先の食生活になりやすいとPatel氏は指摘している。別の研究では、強いいびきや夜間覚醒などの睡眠障害が体重に影響していることも示唆されている。
[2006年5月25日/HealthDay News]
やはり、寝るべきです。
今日は早めに床に就くことにしよう。
再会
本日、私の小学校時代の恩師とお会いしました。
小学校卒業以来でしたので、かれこれ20数年ぶりの再会です。
先生の髪の毛は、白くなっていましたが、髪の毛を触れるクセやメガネをなおす仕草は、全く変わっていませんでした。
少しばかりの時間、小学校時代にタイムスリップしてしまいましたね。
お酒を飲みながらでしたけど・・・
近況やら思い出話やら、とりとめもない話の中で、小学校時代に今の基礎となるような、いろんなことを教わってきたんだなーと実感。
あっという間に時間が過ぎてしまったので、今度はゆっくりと飲みたいなと思っている次第です。
小学校卒業以来でしたので、かれこれ20数年ぶりの再会です。
先生の髪の毛は、白くなっていましたが、髪の毛を触れるクセやメガネをなおす仕草は、全く変わっていませんでした。
少しばかりの時間、小学校時代にタイムスリップしてしまいましたね。
お酒を飲みながらでしたけど・・・
近況やら思い出話やら、とりとめもない話の中で、小学校時代に今の基礎となるような、いろんなことを教わってきたんだなーと実感。
あっという間に時間が過ぎてしまったので、今度はゆっくりと飲みたいなと思っている次第です。
運動をしよう
さぁー 6月です。
空模様も気になる時期ですが、少しずつでもカラダは動かしておきたいものですね。
運動を始めるのに遅いことはありません。
もう歳だから・・・なんていう方もいらっしゃいますが、無理のないところから始めてみましょう。
少し古い記事ですが、参考までに。
運動の効果は高齢者ほど著しい−−細胞レベルで解明
年を取ると、動きが緩慢になり、仕事の効率が悪くなるのは当たり前と思っている人が多いが、逆に年をとることで運動するだけで、見違えるほど動きが良くなり、仕事の効率が上がる、という報告が、「米心臓病学会誌」で発表さえた。
研究を行ったのは、ワシントン大学のスージー・ウー博士らで、お年寄りが緩慢になるのは、一口に言うと、体内で酸素が効果的に使われていないからだという。
例えば、60歳代、70歳代になると、1時間かけて3マイル半(5.6キロ)歩くと、若い人より細胞レベルでの酸素消費量が20%も多くなる。ところが循環器系で送り込める酸素の量は少なくなる。そのため、高齢者は動きが緩慢になるという。
対策としては、エクササイズをすること。そこで、研究者たちは、ボランティアを「お年寄り」と「若い人」のグループに分け、両グループとも同じようにウオーキング、ジョギング、サイクリング、ストレッチ体操を90分間、1週間に3回の割合で、実行させた。
これらのエクササイズを行う前と後で、細胞レベルでの酸素の効率を調べたところ、その変化の割合は、お年寄りグループの方が、若い人よりはるかに大きく、お年寄りの方が運動により機能が向上することがよくわかったという。
日経ヘルスTOPICS [2006/03/23]
今日の盛岡は、朝のうちこそ少し肌寒い感じでしたが、日中はとても気持ちがいい陽気です。
こんな日は、まさしくお散歩日和ですね。
空模様も気になる時期ですが、少しずつでもカラダは動かしておきたいものですね。
運動を始めるのに遅いことはありません。
もう歳だから・・・なんていう方もいらっしゃいますが、無理のないところから始めてみましょう。
少し古い記事ですが、参考までに。
運動の効果は高齢者ほど著しい−−細胞レベルで解明
年を取ると、動きが緩慢になり、仕事の効率が悪くなるのは当たり前と思っている人が多いが、逆に年をとることで運動するだけで、見違えるほど動きが良くなり、仕事の効率が上がる、という報告が、「米心臓病学会誌」で発表さえた。
研究を行ったのは、ワシントン大学のスージー・ウー博士らで、お年寄りが緩慢になるのは、一口に言うと、体内で酸素が効果的に使われていないからだという。
例えば、60歳代、70歳代になると、1時間かけて3マイル半(5.6キロ)歩くと、若い人より細胞レベルでの酸素消費量が20%も多くなる。ところが循環器系で送り込める酸素の量は少なくなる。そのため、高齢者は動きが緩慢になるという。
対策としては、エクササイズをすること。そこで、研究者たちは、ボランティアを「お年寄り」と「若い人」のグループに分け、両グループとも同じようにウオーキング、ジョギング、サイクリング、ストレッチ体操を90分間、1週間に3回の割合で、実行させた。
これらのエクササイズを行う前と後で、細胞レベルでの酸素の効率を調べたところ、その変化の割合は、お年寄りグループの方が、若い人よりはるかに大きく、お年寄りの方が運動により機能が向上することがよくわかったという。
日経ヘルスTOPICS [2006/03/23]
今日の盛岡は、朝のうちこそ少し肌寒い感じでしたが、日中はとても気持ちがいい陽気です。
こんな日は、まさしくお散歩日和ですね。





