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「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

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先日、伝統さんさをやっている方が来院されて、

「あちこち おかしい」と。


中でも、膝がちゃんと使えていなかったですね。


膝って、身体感覚的には、

「第二の地面」

なので、

足裏で地面をとらえるのと同様に、

膝を踏むことが出来ないと

日常的な動作であっても、カラダは上手く動かないのです。


まして、“伝統”という冠がつくようなものにおける所作、動作では

当たり前に、これが求められますからね。


「第二の地面」としての膝。

しっかり使えるようになりましょうね。



膝は、大腿部と下腿部のつなぎ目。

つなぎ目なので、その繋がり方には、

大腿部のもつ事情と下腿部(~足部)の持つ事情が

交錯しているわけです。


外傷によるものでなければ、

膝の痛みのほとんどが、

大腿部や下腿部(~足部)、はたまた上肢や内臓など、

内在する膝以外の事情(問題)が関与しています。

言うなれば、膝は被害者で、

他の問題をカバーし続けてきた犠牲者です。


痛みのある膝だけに焦点をあてるのか、

全体的な視点から膝を眺めるのかで、

見えてくるものは違ってきます。



本日来院の女性(3回目)。

右ひざの痛みで、病院では「軟骨が~」という診断。

右ひざの痛みなので、一応、右ひざもチェックしましたが、

これまで、調整してきた箇所は、

主に、左足部、下口結腸、下部胸椎と横隔膜などの関連部位など。

右ひざには、直接的なアプローチは行ってきませんでしたが、

本日来院の時点で、
・立つ ― しゃがむ の痛みもなし。
・正座もできるようになった。
とのこと。

これまで行ってきた内容は、言うなれば、

右ひざの痛みをとる施術ではなくて、

回復を妨げている要因を排除する施術。

カラダが、より適切に機能するための施術。


膝が痛いからと膝だけを見るのではなく、

全体的な視点で眺めてみると、

このような復調の道筋を歩むことが出来たりしますよ。



これまで、変形性膝関節症の発症を抑制すると示唆されていた、

ビタミンC、Eは、摂り過ぎることで、逆に発症リスクを増加させる、

といった研究報告がされたようです。

全く摂ってはいけないということではないと思いますが、

摂っていれば、発症を抑えられるというわけではなさそうです。

ご参考にどうぞ。

ビタミンC、Eの摂り過ぎは、むしろ変形性膝関節症リスクを増大

 先行研究により、ビタミンCとビタミンEは変形性膝関節症(膝OA)の発症を抑制することが示唆されていた。しかし、米国・カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のRamani Krishna Chaganti氏らが多施設共同変形性関節症研究(Multicenter Osteoarthritis Study:MOST)の参加者を対象にコホート内ケースコントロール研究を行った結果、ビタミンCおよびビタミンEの血中濃度高値は膝OAの発症を抑制しないどころか発症リスクの増加と関連していたことを報告した。Osteoarthritis and Cartilage誌2014年2月号(オンライン版2013年11月28日号)の掲載報告。

 研究グループは、MOST研究に登録された膝OA患者またはそのリスクが高い50~79歳の男女3,026例を対象に、X線検査で確認される膝OA(X線膝OA)の発症とビタミンCおよびビタミンEの血中濃度との関連を調べた。

 膝OA発症例は、研究開始時に脛骨大腿関節(TF)または膝蓋大腿関節(PF)のOA症状がなく、30ヵ月の観察期間中にTFやPF(両方もしくはどちらか)のOAを発症した症例と定義した。

 研究開始時に、血漿中ビタミンC濃度および血清中ビタミンE(α-トコフェロール)濃度を測定した。

 主な結果は以下のとおり。

・研究開始時にX線膝OAがなくビタミンC値が最高三分位群は、同最低三分位群と比較してX線膝OAの発症率が高かった(補正後オッズ比[OR]:2.20、95%信頼区間[CI]:1.12~4.33、p=0.021)。
・ビタミンE値についても、同様の結果であった(補正後OR:1.89、96%CI:1.02~3.50、p=0.042)。
・ビタミンC三分位値およびビタミンE三分位値は、X線膝OAの発症と関連があることが認められた(それぞれの傾向p=0.019、0.030)。(公開日:2014/03/07 ケアネット)

膝の関節って、どこにあるでしょう。

s-ひざ写真

おそらく、多くの方が思っている場所より、

下にあります。

s-膝関節


上の写真やイラストでいうと、

膝のお皿(=膝蓋骨)よりも

下のあたりに膝の関節はあります。

多くの方にとって、

自分で膝の関節だと思っている場所は、

本来の関節の場所ではなく、

大腿骨の部分だったりするようです。

この場所では、膝は曲がりません。



関節の位置を正しく知るということも、

大切ですよ。
左ひざの内側に痛みがある女性。

これまでの経過や実際のお体の状況をみていくと、

足趾の問題がひざに悪影響を及ぼしていた様子。

ペンを使って足趾を使う感覚を修正すると、

痛みはその場であらかた消失。

おまけに、かなり可動域が狭かった股関節の可動域もあがり、

あぐらの姿勢も安定しました。

症状を感じている部位だけでなく見渡してみると、こういうこともあるのです。


施術としては、足趾の機能的な安定をもう少し引き出して、

その過程で浮き上がってきた下行結腸にかかわる制限を

可能な限りで解除。

アドバイスしたセルフケアもすんなりやれていたので、

今回は、今日の一回の施術で終了としました。


はじめは、痛いのがひざなのに、なぜ足趾?という感じでしたが、

まぁ 全身つながっていますからね。

足趾のことを指摘すると、うまく使えていなかった点についても、

本人的に「そういえば・・・」とつながった事柄もあったようで、

「自分の体がわかる」という意味でも、

意味のある時間を共有できたのではないかと思っています。