たんぽぽ院長のつぶやき

「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

首がこったー

「首がこったー」とおっしゃる女性。
この方、毎回、旅行などのお出かけ後に、当院へいらっしゃってメンテナンスをされているのですが、今回は、首がきつくなった様子。

通常であれば、首や肩周辺からアプローチしていくのでしょうけれど、

「ちょっとばかり、遊ばせてくださいね」

と、下肢からスタート。

仰向けで、スネの前脛骨筋をリリース。
足の関節(専門的には、リスフラン関節、ショパール関節)を調整。

「一度起き上がって、首を動かしてみてください」

「あれっ! すごく軽い!!、なんで??? 足のせいなの?」

と、驚きの様子。

原理は、単純。・・・・カラダがつながっているから。

前脛骨筋や大腿直筋、腹直筋は筋膜的につながっていて、腹直筋は呼吸筋として、僧帽筋や斜角筋と機能的なつながりがあります。
これを利用しただけなのですが、足だけやって首が楽になれば、ビックリもしますよね。

その後、一通り全身をチェックしながら施術しましたが、たまにはこんな組み立ても楽しいものです。







第5〜6頸神経レベルで引き起こされた腕・手のしびれ

昨年10月以来の来院の男性。
昨年は背部痛や腰痛に伴う下肢のしびれで施術しましたが、今回はその症状ではなく、首・肩のコリと右腕外側から母指・人指し指にかけての感覚低下をともなうピリピリとしたしびれの症状とのこと。

2・3か月前に発症し、病院では「第5頸椎にズレがあって神経を圧迫している」と診断され、数回頚椎のけん引をしましたが、現在まで続いているとのこと。

しびれ症状の誘発は、やはり第5〜6頸神経レベルで起こっていて、頸椎椎間孔(神経が出入りする骨と骨の間)周辺と、腕の神経の束である腕神経叢の通り道である斜角筋周囲でトラブルを起こしていました。


通常、しびれからの回復においては、触れたときの感覚(触覚)に先立って痛みを感じる感覚(痛覚)の回復が起こります。
そのため、触れて鈍い感覚(触覚)よりもピリピリなどの感覚(痛覚)のほうが先に回復するので、場合によってはピリピリ感をより鮮明に感じ、一見悪化したかのように錯覚することもあるので、事前にそのことについても説明。
昨年の下肢のしびれの施術でも同様の説明をしていたので、覚えていてくださったようでしたけどね。


今回は、首を右に倒すとしびれ症状が強くなることから、この反応を目安に施術。


施術後、安静時にも感じていたピリピリとしたしびれは消失。
もちろん首・肩のコリ感もよくなってくれました。
首を右に倒しても耳が肩にくっつくところまで傾けてもしびれ症状の誘発はナシ!!

しびれ症状の回復は痛みに比べて、数回の施術が必要なことが多いのですが、今回はいい具合に回復できたようです。
よかった よかった。




むち打ちについて続き

むち打ちについて続きです。

1995年1月、カナダのケベック州で、ケベック州自動車保険協会の依頼を受けて、むち打ち症を総合的に研究するケベック特別調査委員会が設置され、その報告がなされています。
この調査によって明らかになったことは、長年漫然と行われてきた治療スタイル、すなわち安静、鎮痛剤、ソフトカラーによる固定が、回復を遅らせているという事実。
これに対し、マニピュレーション、モビリゼーション、運動療法等の活性化を促す治療法に有効性が認められました。

さすがに10年も前の報告ですから、ある程度は浸透しているようで、状態を超えた過度の安静や固定はさほどされなくなったようですが、どうもこれ以前にむち打ちになって治療を受けたという方は、過度の安静、鎮痛剤、長期のカラー固定の三点セットをバッチリと受けて、その結果後々までしんどい思いをしているようですね。

マニピュレーション、モビリゼーションなどは、平たく言うと関節を適切に可動させたり、そうした刺激を入れることなのですが、これってカイロや整体をやる人間にとっては専売特許ですもんね。

そうしたことから、この報告が出されたときには、業界に追い風が吹いた感があったと記憶しています。

交通事故後のむち打ち治療は、病院での治療が最優先ですが、なかなか良くならないという場合には、ちょっと思い出していただきたいなーと思います。
記憶の片隅にでも入れておいていただければ幸いです。


むち打ち症の症状

交通事故にあったら、まずは病院へGOですが、そのときに適切に治療されていないと、あとあと辛〜い後遺症に悩まれてしまいます。


むち打ち症の症状

むち打ち症は、交通事故などで首が急激に前後に振れることにより発生する。通常は、類似した他の損傷を除外することで診断される。

米国整形外科学会(AAOS)によると、一般的には下記のような症状が現れる:

・ 首の痛みと硬直

・ 頭痛

・ 肩甲骨(けんこうこつ)間、肩、腰部の疼痛

・ 両手の疼痛、しびれ

・ めまい、物忘れ、集中困難

・ 耳鳴り、かすみ目

・ 疲労、不眠、いらいら感

(2007年5月3日/HealthDayNews)


診断そのものは、医師がきちんと行ってくれますから安心なのですが、どういう形で治療をすすめ、終えたかが重要です。
そのあたりについては、また次回にでも。


偶然なのか何なのか

今週、頚椎症の手術をされた方の来院が続きました。

執刀されたドクターも病院も勿論違うわけですが、手術後の経過は、ホントさまざまですね。
しかし、みなさん一様に「肩がこる」とおっしゃいますけど。

手術痕も、きれいな方もいれば、そうではない方も。
手術痕が綺麗な方のほうが、術後の経過がいいと感じているケースが多いのは気のせいなのか、何なのか。


それから、今回当院へ来院された症状は、皆さん「首・肩の疲労感、違和感」なのですが、偶然なのか何なのか同じポイントに圧痛点があります。
しかも、そのポイント、手術前の状態でも、押したりすると痛かったポイントらしい。

症状を感じる範囲や部位、可動域などに、違いはあるものの、ココまできれいに当てはまるものなんですね。

同様の手術の経験者の方々をこれまでも施術してきましたが、その時々も同じポイントに圧痛があったような・・・

手術が成功しても、圧痛点は変わらず・・・ということですかね。


興味深いですね。