たんぽぽ院長のつぶやき

「カイロプラクティックたんぽぽ」院長のブログです

瞑想やヨガはストレス遺伝子のスイッチをオフにする

本日、来院されていた女性とヨガの話をしていて、この記事にあるようなことを情報としてお伝えしたのですが、ブログには載せていなかったので・・・

だいぶ前の記事ですが、リラクセーションに効果があるとされている、瞑想やヨガ、これらは、脳内への作用だけではなく、遺伝子にまで影響を与えていたという情報です。



瞑想やヨガはストレス遺伝子のスイッチをオフにする

瞑想や祈り、ヨガなどのリラクセーション療法で健康が改善するのは、ストレスに対する身体反応に影響を及ぼす遺伝子の活性化パターンが変化することによるとの研究結果が、オンライン医学誌「PLoS One」7月2日号で報告された。
研究共著者の米ハーバード大学医学部(ボストン)准教授のHerbert Benson博士によれば、心の状態が遺伝子発現に及ぼす影響を総合的に検討したのはこれが初めて。同氏らは以前に、リラクセーション反応を起こすことが、疼痛や不妊、関節リウマチ(RA)、不眠が原因の多数の疾患に有効であることを示している。

今回の研究では、リラクセーション訓練の長期実践者19人、健常者19人(対照群)、8週間の訓練を受けた初心者20人を対象に、遺伝子発現パターンを比較。その結果、長期実践者では対照群と比べ2,200超の遺伝子が、また初心者では長期実践者と比べ1,561の遺伝子が、異なる発現の仕方をしていた。発現の仕方が異なる遺伝子のうち433遺伝子は、初心者と長期実践者で共通していた。

遺伝子解析では、初心者、長期実践者ともに、慢性ストレスによる細胞障害の原因となる細胞代謝や酸化ストレス反応などのプロセスの変化が認められた。Benson氏は「リラクセーション反応が生じると、ストレスで活性化または不活性化される遺伝子が逆の反応を示す。ストレス予防には、リラクセーション法を1日1回20分用いるべきである」と述べている。

英リーズ・メトロポリタンLeeds Metropolitan大学(リーズ)のGerry Leisman博士は「生活習慣の選択で潜在的にネガティブな遺伝子発現が生じるなら、その逆もあるはず。生物学だけが我々の運命にとって絶対であるというわけではない」と述べ、研究内容に賛意を示している。米テキサスA&M健康科学センター(ヒューストン)のRobert Schwartz氏は「今回の研究は比較的小規模で、比較するのであれば対照群のストレスホルモンレベルのデータがもっと必要である」と述べるとともに、血液中の免疫細胞の反応を観察することを勧めている。
(HealthDay News 7月2日)



男性の高ストレス状態が死亡リスク上昇に関連

男性の高ストレス状態が死亡リスク上昇に関連

心理的ストレスと死亡との間には性差が認められ,男性の高ストレス状態は死亡リスクの上昇と関係すると,デンマークのグループがAmerican Journal of Epidemiologyの9月1日号に発表した。
 同グループは,Copenhagen City Heart Studyに参加した男女1万2,128人を対象に1981〜83年にストレスの強度と頻度を調査,2004年まで追跡してストレスの死亡への影響を評価した。
 補正後,ストレスレベルの高い男性は低ストレスの男性と比べて全死亡率が高く,ハザード比(HR)は1.32であった。男性の高ストレスは,呼吸器疾患による死亡(HR 1.79),外的死因による死亡(HR 3.07),自殺による死亡(HR 5.91)と強く関係していた。高ストレス状態は若年男性の虚血性心疾患による死亡リスク上昇(2.59倍)と関係していたが,高齢男性ではそうした相関は認められなかった。
 全体として,ストレスの影響は若年の健康な男性で最も顕著であった。女性では高ストレスの若年者でがんによる死亡率が低かった(HR 0.51)ことを除き,ストレスと死亡との間に明らかな関連はなかった。
[Medical Tribune 2008年9月18日(VOL.41 NO.38) p.43]



世の男性陣には、なんとも、注意が必要な研究報告です。

低ストレス状態と高ストレス状態とで健康への影響に大きな差があるだけでなく、男性と女性、若年者と高齢者とでも大きな開きがあるようですね。
これは、男性はナイーブ…というよりも、女性の方が、ストレス状態となったときでも、それを緩和・解消する術が上手だということでしょうか。

このご時世、ストレスを全く感じずに生活することは難しく、特に働き盛りの年代は、感じるストレスも相当なものだと思います。
今回の報告を警告と受け止めて、ストレスを出来るだけため込まず、ため込んだら早めに解消するよう心掛けるのが良いのかもしれませんね。

ただし、くれぐれも、ストレスを解消する方法を考えすぎて、それがストレスとならいないようにご注意を。






「怒りをコントロールできない人はけがの回復が遅い」、米研究報告

興味深い研究報告がありました。

「怒りをコントロールできない人はけがの回復が遅い」、米研究報告

「笑いは最良の薬」・・・このような通説を裏付ける研究結果が20日、英医学誌「Brain, Behaviour, Immunity(脳、行動、免疫)」に発表された。

 これまでにも、短気な振る舞いと冠状動脈性心臓病、高血圧、発作と関連づける研究はあったが、怒りによる回復過程への影響を直接測定したのは今回が初めて。

 研究を行ったのは米オハイオ大学(Ohio University)の心理学者Jean-Philippe Gouin氏率いる研究チーム。98人の被験者の上腕に軽いやけどを負わせ、その後8日間にわたり、皮膚の回復状況を観察した。被験者はあらかじめ、怒りやすさの程度を判定するための心理テストを受けた。被験者からは、特定の薬剤の摂取者、喫煙者、過剰なカフェイン摂取者のほか、極度に太っているまたはやせている人は除かれた。

 結果は驚くほど明白だった。やけどの回復に4日以上かかる人の数は、怒りを抑制できない人ができる人の4倍に上ったという。さらに、怒りにも差異があり、定期的に敵意を表わす「発散型」に分類される人や、怒りを隠す「抑圧型」に属する人は、すべての指標で怒りのレベルが低かった人と同じ速さで回復した。一方、怒りを抑えようとしてもできない人だけが回復に時間がかかることが分かったという。

 Gouin氏は「怒りを表わすことを抑制できる能力とけがの回復には医学的関連性がある」と結論付け、怒りをコントロールする心理療法により、手術やけがからの回復を速めることができるかもしれないとしている。
【2月21日 AFP】




怒りを表わすことを抑制できる能力とけがの回復には医学的関連性があるようです。

注目すべきは「怒りにも差異があり、定期的に敵意を表わす「発散型」に分類される人や、怒りを隠す「抑圧型」に属する人は、すべての指標で怒りのレベルが低かった人と同じ速さで回復した」という点。
つまり、怒りを感じても、自分自身である程度コントロールできる場合には、大きな問題とはならないということのようです。

逆に「怒りを抑えようとしてもできない人だけが回復に時間がかかることが分かった」とのことですので、上手にガス抜きできるスキルを身につけることが必要なようですね。

怒りの感情を全く感じないで過ごすということは、理想的ですが現実的には難しいものです。
怒りを感じるな!と言われれば、手も足も出ないところですが、どんな方法であれ、怒りをうまくコントロールすることが、カラダの回復にも有効なようです。

周りに迷惑のかかるような「発散」やメモリいっぱいまでため込んでしまうほどの「抑圧」には注意したいものです。
















幸せな結婚生活が妻の仕事のストレスを軽減

世のだんなさま方、奥さまのストレスは解消されてますか?

幸せな結婚生活が妻の仕事のストレスを軽減
愛する伴侶が待つ家に帰ることや、幸せな結婚生活を送ることが、女性の仕事によるストレスを払拭することが、米国の研究で明らかになった。一方、男性は、どのような結婚生活をしていても、帰宅前にはストレスが和らいでいるという。

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者らは、夫婦双方がフルタイムで働く子育て中のカップル30組を追跡調査。3日間の調査中、被験者60人は、結婚生活の満足度調査に1度回答し、自分の1日に関する質問に1日2回、毎日回答した。また、被験者の唾液が1日4回(早朝、昼前、午後、夕方)採取され、ストレス下で分泌されるコルチゾール値が測定された。

その結果、自分の結婚は幸せだという女性は、幸せではないという女性に比較し、終業後に帰宅した際のコルチゾール値が大幅に低下することが明らかになった。研究著者のDarby E. Saxbe氏は加えて「幸せではないとする女性のコルチゾール値は1日を通して平たんで、ストレスが解消されないことを示している」と述べている。コルチゾール値が長期間高いと、うつ病、燃え尽き、慢性疲労症候群、人間関係の問題、社会適応の悪化、癌(がん)など、疾病や弊害を引き起こすといわれている。

研究者らは、結婚生活の満足度がコルチゾール値に与える影響を日常的に調査した最初の研究だが、結婚とストレスの関連性をさらに探求したいとしている。研究結果は、医学誌「Health Psychology」1月号に掲載された。(HealthDay News 1月1日)


このニュースを読まれて、うちの奥さんは大丈夫だろうか…と心配になったご主人もいらっしゃるのでは(笑)?
この記事によると、男性はどうやら「家庭」そのものがストレスを軽減させるようですが、女性はどうもそうはいかないようですね。
これって、言いかえれば、男性は単純、女性はデリケートということでしょうか?おや??(苦笑)

そのうち、「職場で家で気軽に測定“コルチゾール値測定キット”」なんてものが発売されたりして…。
世のご主人方が(勿論私も含めてですが)、「幸せだなぁ〜」なんて思っていても、奥さまの1日のコルチゾール値にほとんど変化がなかったら、ショックだろうなぁ……。
でも、もしそんな結果が出てしまったら、奥さんが幸せだと思えるような家庭になるよう頑張らないといけないんですけどね。
大切な奥さまにはいつまでも元気でいてほしいですから。






満員電車 ガムかんでストレス減

満員電車って本当にイヤですよね。

そこでこんな注目記事をご紹介。


満員電車 ガムかんでストレス減

満員電車で5分間以上ミントガムをかむと、精神的ストレスの指標となるホルモンの量が63%減少することが、杏林大の古賀稔彦教授と、食品会社のキャドバリー・ジャパンの共同実験でわかった。

 満員電車でストレスを感じやすい人ほど低減効果が高いという。

 実験は、20歳代の男女32人を対象に、午前9時過ぎ、乗車率約200%(肩が触れあい週刊誌がかろうじて読める程度)のJR東海道線(横浜〜品川間、17分間)を利用して行われた。32人を中間の川崎駅を過ぎた後に〈1〉5分間ミントガムをかむ〈2〉1分間同〈3〉5分間ミントなしのガムをかむ〈4〉何もかまない――の4群に分け、唾液(だえき)中に含まれるストレスホルモン「クロモグラニンA」の量を調べた。クロモグラニンAは、体が緊張状態になる交感神経を刺激する作用がある。

 その結果、ストレスのピークに比べ、最もストレスが低減したのが、5分間ミントガムをかんだグループ。次に5分間ミントの入ってないガム(51%減)、1分間のミントガム(26%減)の順。何もしないグループはストレスに変化はなかった。

 古賀教授は「通勤のストレスなどによる心身の疲労の蓄積が、うつ病につながることがあるので、ストレスの発散で疲労予防ができる」と話している。

(2007年12月14日 読売新聞)


盛岡で開業してからは、まず電車に乗るということはなくなりましたが、東京在住時には、満員戦車に揺られながら、職場へ通っていたものでした。
確かにあれはストレスだったなぁ…。
満員電車でストレスを感じやすい人ほど、ガムを噛む効果は高そうですが、普段、満員電車に乗らない方も、ストレスの軽減にガムを噛むことはよさそうですね。
イライラ気味の上司や先輩にガムをプレゼントするのもいいかも?(笑)。